▲現場の説明をする担当職員(奥中央)と学生
市は10月31日、静岡理工科大学土木工学部の1年生31人を対象に、海岸防災林強化事業「掛川モデル」の現場見学会を開催しました。
防災・減災の技術と重要性を肌で感じてもらい、災害に強い安全・安心なまちづくりを行うことの大切さを実感してもらうことが目的です。学生は、県と市が連携して、想定される最大クラスの津波への対策を兼ねた防災林再生事業に取り組むのは全国初であること、海岸からの風や砂に耐えられるクロマツや在来広葉樹を植栽していること、津波から5時間耐えられる土提として設計していることなどを、実際に現場を見ながら学びました。
市担当職員は「近年、大きな災害が増えている。市民のために第一線で働ける土木技術者が一人でも多く輩出されることを期待している」と話しました。
2022年10月31日