掛川市職員の懲戒処分等について　　掛川市長　久保田崇

　本市において、立て続けに２件の処分事案を報告する事態となり、市民の皆様に
は、公務への信頼を損なうばかりでなく、大きな不信の念を与える結果となりまし
たこと、心からお詫び申し上げます。
　厳正な調査を行い、当該２件に関係する職員の日頃の勤務態度や非違行為後の対
応なども含め、総合的に判断した結果、それぞれに停職の懲戒処分を行いました。
　事案発覚以降、市民の皆様からの信頼を回復するためには、これまで以上の取組
が必要であるとの強い意志を持って、全職員一丸となって取組を実行しているとこ
ろです。
　私自身も、事件直後に直接幹部職員に対し、安心して働ける環境を作ることは幹
部職員の役割であることを強く訴え、職場の改善に取り組むよう指示いたしました。
　また、具体的な再発防止策として、職員相談体制の強化を図りました。事件や事
故に発展する前の段階で、本人だけでなく周囲の職員も含めて、気軽に安心して相
談できる窓口を複数用意することを目的に、「モヤモヤ聴きます窓口」を新たに設
置し、石川副市長をはじめ男女７人の相談員を配置したところです。
　職場の心理的安全性を高めるためにも、引き続き、コミュニケーションの見直し
や意識改革に取り組むとともに、すべての職員が、掛川市職員としての自覚を強く
持ち、より一層、公務員倫理の意識を向上させて職務に取り組んでまいる所存です。
　この度の不祥事で、市民の皆様に多大なご迷惑をおかけし、公務への信頼を損な
いましたことを改めて、心からお詫び申し上げます。

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