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2023年1月21日 受賞作家と高校生が交流 高校生読書サミットin掛川

2023年1月21日更新

村上さんと交流をする選考委員の生徒

▲村上さんと交流をする選考委員の生徒

高校生の読書環境の醸成と啓発を目的として、高校生が同世代に読んでほしい本を決める「高校生が選ぶ掛川文学賞」の実行委員会(鈴木学委員長)が1月21日、受賞作「りぼんちゃん」(フレーベル館)を書いた児童文学者の村上雅郁(まさふみ)さんを招いて読書サミットを中央図書館で行いました。
本年度初の取り組み。市内4校から12人の生徒が選考委員として参加し、市民選書委員が選んだ5つの候補作品を読み、同世代に薦めたい1冊を受賞作として選出しました。選出された「りぼんちゃん」は、児童虐待を小学生の視点で描いた物語。普段本を読まない人でも読みやすい点など、本との出会いをいかに楽しませてくれるかを重視して選ばれました。
受賞式では代表生徒が村上さんに賞状を手渡しました。村上さんは受賞の喜びを「子どもたちに希望を与え、人生が生きるに値すると伝えたかった。今回の受賞で私自身が希望をもらった」と語りました。
授賞式後は交流会が行われ、作家になったきっかけや進路の決め方などの質問が生徒から挙がりました。その後は「高校生が本を手にする瞬間」と題したシンポジウムが行われ、市民選書委員らも加わり高校生の読書離れなどについて意見を交わしました。

2023年1月21日

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