総合トップ市政情報市長の部屋市長あいさつ(過去分)令和5年1月 王将戦、「どうする家康」、令和4年の取組ほか

令和5年1月 王将戦、「どうする家康」、令和4年の取組ほか

2023年3月6日更新

明けましておめでとうございます。掛川市長の久保田崇(たかし)です。
新年を健やかに迎えられましたこととお慶び申し上げます。

さて、新年にふさわしい掛川市の話題から申し上げたいと思います。

まず、1月8日から9日にかけて将棋の王将戦が開幕いたします。今回は藤井聡太王将に
羽生善治九段が挑む最高のカードになりました。掛川城から間近の二の丸茶室にて対局が
行われ、世紀の一戦ということで本当に楽しみにしています。掛川の食材を多く使った食
事やおやつを用意しておりますので、両対局者もおやつ選び、食事選びには長考されるの
ではないかと思っております。

それから、NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送が、いよいよ今月から開始され、松本
潤さんが徳川家康を演じられます。掛川市としては、掛川城、高天神城、横須賀城という
3つのお城があり、現在さまざまな「どうする家康」関係の準備や受け入れの体制を整え
ております。例えば、高天神城については、武田と徳川のたいへんな勢力争いの最前線に
なったところであります。現在、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)のアプリを作成中です
ので、完成した際には、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいと思います。

さて、私は、市長に就任してから今年の4月で2年になります。対話とチャレンジという
2つのキーワードを大切にして市政を運営してまいりました。
昨年チャレンジした一例としては、まず、8月と12月に2回実施した自動運転の実証実験
です。掛川駅から掛川城までの区間で、遠隔のコントロールセンターから運転を行い、時
速19キロ以下のスピードで走るという低速モビリティで実証実験を実施させていただきま
した。このような技術が直ちに実用できるわけではありませんが、公共交通の今後の検討
に生かしてまいりたいと思っております。

それから、昨年度、県内で初めて副市長の公募を実施させていただきました。これにより、
昨年4月から掛川市で初めての女性の副市長、石川紀子さんが着任されました。民間企業
出身の石川副市長が得意とするデジタルやダイバーシティという分野で手腕を振るってい
ただいております。

それから、掛川市としては、今年の4月に「オーガニックビレッジ宣言」を宣言する方向
で準備を進めております。農水省が「みどりの食料システム戦略」に基づき、有機栽培を
進めていくというもので、全国100の自治体で「オーガニックビレッジ」を創出すること
を目標としています。お茶や他の作物についても、時代の要請にあわせて、有機栽培の取
組や海外輸出なども視野に入れて進めていきたいと思っております。

さらには、昨年の地域防災訓練で、高校生がドローンを操縦し、被災現場や訓練の時など
に情報収集に協力していただく高校生ドローン防災航空隊を県内初結成しました。地域の
防災に高校生などの若い世代に関わっていただくことで、地域防災力を一層高めていきた
いと思っております。

最後に、昨年は台風15号が発生し、掛川市では1名の死者を含む大きな被害がありました。
皆さんにはたいへんご心配いただき、また、多くのご支援もいただきました。防災につい
ては、しっかりと教訓を生かして取り組み、今年はできれば災害のない明るい年になると
いいなと思っております。

結びに、今年は卯(うさぎ)年です。卯のように、皆さんにとって飛躍の年になることを
ご期待申し上げます。

本年もご支援ご協力をお願い申し上げまして、メッセージとさせていただきます。

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