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2021年3月18日 故宮城まり子さんの功績称える 「ねむの木学園」美術展

2021年4月5日更新

歌を披露する学園生ら

▲歌を披露する学園生ら

作品を鑑賞する川勝県知事(左から2番目)

▲作品を鑑賞する川勝県知事(左から2番目)

 掛川市の福祉と文化芸術の振興に大きく貢献した故宮城まり子さんの功績を顕彰する「ねむの木学園のこどもたちと宮城まり子美術展」が3月18日から二の丸美術館で始まりました。本年秋に開催予定の「かけがわ茶エンナーレ」事業の一環。宮城さんの業績を紹介するパネルや子どもたちと触れ合う写真約70点のほか、学園の子どもたちの絵画約150点が展示され、3月末まで開かれます。
 オープニングセレモニーが同日行われ、松井市長のほか、川勝平太知事や県文化財団の鈴木寿美子理事ら約40人が出席。宮城さんの本名「本目」の姓をアーティスト名で受け継ぎ、「お母さん」と慕う本目俊光さんと力(つとむ)さんはあいさつで、「泣いている暇があったら何かしなさいとまり子お母さんの声が聞こえた」「展示会を通してお母さんのすごさ、心の大切さを改めて知った」「お母さんの教えを伝えていくことが僕たちの大切な役目」と思いを語りました。
 宮城さんの言葉「やさしくね やさしくね やさしいことは 強いのよ」を会場の全員で唱和したほか、学園生約20人が「アメイジング・グレイス」など3曲を熱唱。学園理事長や来賓らがテープカットを行い開幕を祝いました。
 松井市長は「ねむの木学園があることは掛川の誇り。遺志を引き継ぎ、ねむの木村や子どもたちを守っていくため協力していく」と力を込めました。

2021年3月18日

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