▲木のぬくもりを感じられる園庭や園舎
▲ステンドグラスの前であいさつをする松井市長
横須賀幼稚園とよこすか保育園を集約した幼保連携型認定こども園「よこすかぬく森こども園」の新園舎が完成し3月22日、園を運営する大須賀苑が現地で式典を開催しました。昨年4月から大須賀中学校南側の移転先で始まった建設工事が終了。式典には市や地元関係者ら約40人が出席し、完成を祝いました。
同園は大須賀区域初の認定こども園で、定員は0~5歳児の計230人。170人ほどが入園する予定です。園舎は鉄骨造と木造の平屋で一部は2階建、総事業費は約14億130万円、延床面積は2,426平方メートル。コンセプトは「森の中のこども園」で、園舎に県産のヒノキやスギをふんだんに使ったほか、園庭にはアーモンドやサルスベリ、アメリカフウなど季節ごとの花を楽しめる仕組みも。遊戯室には、市ステンドグラス美術館名誉館長で地元在住の鈴木政昭さんから寄贈された英国製のステンドグラスが飾られ、本物の芸術作品との出会いも楽しめます。
式典で苑の青野容幸理事長が「園児がワクワクし、親が安心して預けられる、地元の方が誇れる園にしていきたい」とあいさつ。松井市長は「長年の懸案だった再編の課題が解消され、発達に合わせた質の高い教育・保育を提供できる」と期待を寄せました。
2021年3月22日