▲交流を行いながら研修を受ける参加者
磐田、袋井、菊川、森、掛川の5市町が連携して開催する保育士等キャリアアップ研修が6月28日、掛川市徳育保健センターで行われました。5市町から保育士ら66人が参加し、マネジメントについて学びました。
5市町のこども園や保育園などに勤務する人が対象。衛生・安全対策など保育の質の向上に関わる7分野の研修を各市町が分担して開催します。
保育の質の向上のほか、修了すると処遇改善加算（賃金アップ）につながる研修ですが、これまでも県などが主催していましたが、受講定員も限られ、研修会場も遠方であることなどから、多忙な保育士が参加しづらい状況でした。遠州地区私立幼稚園・こども園協会が各市町に要望したことがきっかけで、圏域内での実施が実現。受講機会を拡大することで、圏域内の保育の質の向上や保育士などの処遇改善につなげます。
当日は5市町の首長と、こども家庭庁育成基盤課長の高木秀人課長が視察しました。高木課長は「全国的にも珍しい取り組み。こども家庭庁も支援していきたい」と話しました。
2023年6月28日