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「令和5年度掛川市戦没者追悼式・平和祈念式」開催中止と献花台設置・掛川市長 追悼のことば

2023年8月18日更新

◎お知らせ

【令和5年8月14日 午前10時発表】

   明日(8月15日)開催を予定していた「令和5年度掛川市戦没者追悼式・平和祈念式」について、台風第7号接近に伴う影響および来場される皆さまの安全を考慮し、「中止する」ことといたしました。

   なお、市役所本庁1階に、献花台を設置しますので、献花を希望される方はお越しください。

 

◎献花台について

【設置期間】    令和5年8月15日(火)~8月17日(木)  ※終了しました

【設置場所】    掛川市役所本庁1階 エレベーター前

献花台.png

 

◎市長  追悼のことば

   令和5年の終戦記念日にあたり、犠牲となられた多くの御英霊に、掛川市民を代表し、心から哀悼の意を捧げます。また、長きにわたりその悲しみに耐えてこられた御遺族の皆様の御苦労に対し、あらためて心から敬意を表します。

   先の大戦が終結して、本日は78年の節目となります。これまで我が国は、戦後一貫して平和国家としての立場を堅持し、国際協調の中で世界の平和と繁栄に貢献してまいりました。今、私たちが享受している平和と繁栄は、この尊い犠牲の上に成り立っていることを決して忘れてはなりません。

   戦争経験者が年々減少し、戦後に生まれた世代が8割を越える今、戦争の本質を知ることは大変重要なことであります。

   戦争の本質は、人がモノのように扱われ、人が人を殺し合い、相手の全てを破壊する行為であり、私たちが想像する以上に、惨く痛ましいものであります。先の大戦では、日本人だけでも300万人余りの方々が亡くなられたことは、惨禍の凄まじさを物語るものであります。

   その惨禍を、二度と繰り返さないためにも、私たちは歴史に謙虚に向き合い、その記憶を風化させることなく、次の世代につなげていくこと、それこそが今ここに生きている私たちに課せられた重要な使命であります。

   このことから掛川市では、平和祈念式典をはじめ、平和学習資料の作成や平和を考える自由研究の募集など、将来を担っていく若い世代に、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える取り組みを行ってきております。

   また、近年コロナ禍の影響により見合わせていた広島市平和記念式典への中学生派遣事業を、令和元年度以来4年ぶりに再開しました。中学生6名が広島という特別な場所に立ち、さまざまなことを感じ、想いを馳せ、学んだことを、これから多くの仲間に伝えていただきたいと思います。

   あらためて世界の恒久平和の実現と、人類の繁栄への貢献のために、非核平和都市宣言都市である掛川市は不断の努力を続けていくことを、ここに誓い、これからも戦争の悲惨さと平和の尊さを 次世代に語り継ぎ、戦争を風化させない取り組みを続けてまいります。

   御英霊におかれましては、常に御遺族の皆様をお守りくださいますとともに、掛川市の発展のため、御加護を賜りますようお願い申し上げます。

 

   令和5年8月15日

                      掛川市長  久保田 崇

 

 

 

 

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