総合トップ市政情報市長の部屋市長あいさつ(過去分)令和5年10月 地区集会、おむつリサイクル・ごみ減量推進会議、オーガニックビレッジ宣言ほか

令和5年10月 地区集会、おむつリサイクル・ごみ減量推進会議、オーガニックビレッジ宣言ほか

2023年12月26日更新

皆さん、こんにちは。掛川市長の久保田崇(たかし)です。
市長の部屋をご覧いただきまして、どうもありがとうございます。

本日は10月24日であり、私が市長に就任してから2年半が経とうとしております。
私は就任以来、「対話」と「チャレンジ」という2つの言葉を大切に市政運営をしてまいり
ました。

まず、「対話」ですが、昨年度、約30地区に及んだ地区集会を今年度も実施しております。
現在、約半数の地区まで実施しましたが、私が各地区全てにお伺いし、様々な地域課題につ
いて意見交換をさせていただいております。意見交換では、持続可能性に関する内容が非常
に多く、例えば自治会の役員や農業の担い手不足、あるいは防災などの課題について多くの
ご意見をいただきました。地区集会の対話で得た様々なご意見を今後市政に活かしていきた
いと思っております。

次に「チャレンジ」ですが、2つご紹介させていただきます。
1つ目が、5月に、「おむつリサイクル・ごみ減量推進会議」という新しい会議を立ち上げ
させていただきました。掛川市は人口10万人以上50万人未満の部で、市民1人当たりの
ごみ排出量が2年連続で全国で最も少ないまちですが、さらにごみ減量を進めていけるよう、
使用済の紙おむつ、製品プラスチック、生ごみ、剪定枝・落ち葉、これら4つの品目を資源
化する仕組みづくりの検討を進めております。現在、菊川市とともに運営している環境資源
ギャラリーの焼却炉が老朽化が進み、次の新たな廃棄物処理施設へ更新するという計画が進
行しています。そのような状況からも、さらなるごみ減量に取り組むことにより、今後コス
ト削減などを図ってまいります。

2つ目が、4月に農林水産省の「みどりの食料戦略」に基づき、有機農業を進めていく
「オーガニックビレッジ宣言」を県内で先駆けて宣言させていただきました。掛川市の主力
の農産物であるお茶を中心に、また他の農産物も含めて、有機、オーガニックの取り組みを
進めていくものであります。10月20日に世界農業遺産に認定されている「静岡の茶草場
農法」の認定10周年記念式典がありました。全国各地、または海外から出席された皆様と
様々な意見交換などをさせていただきました。掛川市でも行われている静岡の茶草場農法が、
非常に環境に配慮した持続可能な農法であるという評価をいただきました。
また10月28日に福岡県の八女(やめ)市で全国お茶まつりが開催されます。掛川市は、
全国茶品評会の深蒸し煎茶の部で産地賞、それから農林水産大臣賞を受賞しましたので、そ
の授賞式に出席させていただきます。このようなオーガニックの取り組みをはじめとして、
今後お茶の振興をより一層図ってまいります。

最後に来年の展望をご紹介させていただきます。今年は大河ドラマ「どうする家康」の関係
で掛川城や難攻不落の高天神城、横須賀城も含めた掛川三城や、広瀬アリスさんが演じる家
康の側室で掛川市出身の西郷の局、於愛(おあい)の方が注目を集めております。掛川市は、
令和6年に掛川城天守閣開門30周年という記念の節目を迎えますので、今年から30周年
記念行事の実行委員会を立ち上げ、現在議論を進めております。「どうする家康」のレガシー
を活かすとともに、まちなかの活性化も含め取り組んでまいります。

引き続き、私は「対話」と「チャレンジ」という2つのキーワードを大切に今後も市政運営
をしていきますので、皆さんのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

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