昆布だしに少しずつ味を加えて変化を学ぶ
桜木小学校で10月25日、6年生を対象に「味覚の授業」が行われました。これはフランス全土で毎年行われる味覚の教育活動「味覚の一週間」のひとつで、日本でも平成23年から開催されています。県内では、味覚の一週間実行委員会と県が連携して、桜木小、城北小など12校で実施されました。
味覚の授業では地域の料理人らが「食の都仕事人」として学校で出前授業を行います。県産の食材を知り、味の基本「甘味・苦味・塩味・酸味・うまみ」を学びながら、五感で味わうことの楽しさに触れる体験型授業です。
この日は、近隣市の西欧料理などの料理人3人が来校。和食の授業では、講師の深田浩介さんが昆布だしをベースにかつお節、醤油や塩を足していき、児童らはその都度味見をしながら、味の変化などを学びました。「地域の産物の良さを知り、郷土を愛してもらいたい」と深田さん。榛村慶二郎くんは「調味料がなくてもだしがあるとおいしい。1回自分でも作ってみたい」と話しました。
(注)「味覚の授業」(Rマーク)「味覚の一週間」(Rマーク) およびそのロゴは商標登録されています。
2016年10月25日