自分好みに花を植え作品を作り上げる児童たち
東山口小学校5・6年生39人が10月28日、ふじのくに花の都しずおか中遠地域推進協議会による「小学生コンテナガーデニング教室」で、オリジナル鉢植え作りに挑戦しました。
この事業は、児童に土や植物にふれる機会を作り、やさしさや美しさを感じる心を育むことを目的に、同会が中東遠地域を対象に毎年1地区1校ずつ開いているもの。市フラワーフェスティバル実行委員会や掛川フラワーエンジェルなどの園芸ボランティアなどもサポートのため駆けつけました。
児童らは、県鉢物生産振興会中遠支部の山本茂広支部長から作り方の説明を受けた後、用意されたキンセンカやストック、アリッサムなどの6種類の苗の好きな色を選択。プラスチック製の白い鉢に、花の大きさや配置、色合いなどに注意しながら植えていきました。「手前に小さな花、奥に大きな花を置き、全ての花が見えるようにした」、「真ん中の黄色い花が太陽、後ろの赤い花は太陽の炎をイメージした」など、自分好みの鉢植えを完成させていました。
山本支部長は「植物と向き合い夢中になっている子どもの姿を見るのが、生産者として幸せな時間」と目を細めていました。
完成した作品は、10月30日の同校で開かれる地区の運動会で展示されるほか、11月5~6日に市生涯学習センターで開催される「市フラワーフェスティバル」でも披露されます。
2016年10月28日