総合トップ広報かけがわ2016年11月19日 ノーベル賞 天野教授が講演 かけがわ教育の日
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2016年11月19日 ノーベル賞 天野教授が講演 かけがわ教育の日

2016年11月19日更新

「かけがわお茶の間宣言」優秀作品の表彰を受ける男の子
「かけがわお茶の間宣言」優秀作品の表彰を受ける受賞者ら

笑顔で話す天野教授
ノーベル賞受賞や青色LED開発のエピソードを披露する天野教授

学校や家庭、地域の方々が一堂に会し、市民総ぐるみの教育の振興を図る「かけがわ教育の日」(同実行委員会主催)が11月19日、市生涯学習センターで開催されました。第10回記念となる今年のテーマは「こころざしと学ぶ意欲を育てる人づくり 子どもたちの未来のために今私たちができること」。市民ら約900人が参加し、これからの教育について理解を深めました。
第一部では、「かけがわお茶の間宣言」優秀12作品の表彰や、今年8月に初めて開催された「かけがわ子ども議会」に参加した中学生による体験報告が行われました。また、鍛金(たんきん)の分野で女性初の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された構江区出身の大角幸枝さんに市民栄誉賞が授与されたほか、12月に開催される市町対抗駅伝出場者の壮行会なども行われました。
第2部の基調講演は、平成26年に青色発光ダイオード(LED)の研究でノーベル物理学賞を受賞した浜松市出身の天野浩さん(名古屋大学教授)が講師を務めました。
天野さんは、小学生のときは探偵小説や漫画、中学ではアマチュア無線に夢中だった過去を披露。「大学で勉強が人の役に立つことを学ぶことだと理解し、ここから勉強に熱中した」という経験から、「これから必要なのは熱中する力。熱中力を養うことが重要」と訴えました。また、大学で夢中になったマイコン(PC)のディスプレイを作りたくてLED研究に没頭し、発明に至るまでの道のりなどを紹介。会場に集まった高校生ら若者に対し、「大きな問題に立ち向かったり、悩んだりしたら『挑戦・自立・貢献』の3つの言葉を思い出して欲しい」とメッセージを贈りました。

2016年11月19日

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