海岸防災林で中国の青年らと苗を植樹する児童たち
横須賀小学校5年生74人が11月4日、大須賀区域の海岸防災林で植樹活動を行いました。
これは「海を守る植樹教育事業」の一環。子どもたちが植樹する苗をみずから育て植樹することで、森の大切さや生命の尊さを学ぼうというものです。今回は環境や防災に関する視察のため掛川市を訪れていた中国環境保護部や関係機関の青年も植樹に参加しました。
この日用意した苗木は、同校の児童が3年前に拾い集めたウバメガシの種を植樹可能な苗木になるまで育てた1,400本のほか、ヒメユズリハやエノキなど4種類約600本。同校では、植樹の日を迎えるまで、歴代の5年生が種を育て続けてきました。
児童らは10班に分かれて作業開始。NPO法人「時ノ寿の森クラブ」の指導を受けながら、大切に育ててきた苗木を1本ずつていねいに植えました。植えた苗木は今後、「命を守る希望の森づくりプロジェクト」とともに育樹される予定です。
2016年11月4日