花器の形に合うバランスを考えながら生ける児童
9人の個性が表れた作品は昇降口前に展示
大渕小学校で11月5日、全校児童を対象に「地域の先輩に学ぶ会」が行われました。児童が地域の先輩から歴史や文化、人としての生き方を学び、郷土愛を深めることを目的に、毎年開催されています。講座は学年ごとに「秋の食材」「秋の星空」「晴明塚のお話」など11のテーマに分かれ、児童らは音楽の演奏や書道、茶道、環境などについて学びました。
華道の講座では9人の6年生が生け花に挑戦しました。使用したのは菊やススキ、ハラン、色とりどりのカーネーションやバラなど。児童らは一つひとつ高さや幅が異なる花器と剣山を手に、講師のアドバイスを受けながら花を生けていきました。
完成した作品はていねいに水をやり、昇降口に展示しました。受講後、白岩菜摘さんは「花の色や高さのバランスが難しい。細い葉でも剣山を使えば生けることができると知った」と話してくれました。
2016年11月5日