来館者と一緒に写真を眺める久保さん(左から3人目)と鈴木さん一家
東京都調布市の元カメラマン久保全(あきら)さんによる写真展「観光客が掛川で出会った45人の『記念写真』」が、9日から中央図書館で始まりました。
掛川市内に長年の友人がいる久保さんは、約15年前から毎年春と秋に2から3週間程度、掛川を訪れています。すれ違うとき自然にあいさつをしていく子どもたちに驚いた久保さんは、地域の人たちの人柄にひかれ、退職後再び手にしたカメラで約70人の日常を撮影してきました。
今回展示している写真は45枚。働く人や公園で遊ぶ子ども、茶摘みをする人などの豊かな表情が切り取られています。12日は、モデルのひとりである鈴木重治さんが家族で来館。「きれいに撮ってもらえてうれしい」と笑顔で話しました。久保さんは「掛川の一番の観光資源は人の温かさやつながりだと思う。100人まで撮り続けたい」と話してくれました。
写真展は24日までの午前9時から午後5時、23日を除く水曜日・木曜日は午後7時まで。月曜休館。
2016年11月12日