総合トップ広報かけがわ2016年7月2日 葛布継承の一助に 清流で繊維作りに挑戦
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2016年7月2日 葛布継承の一助に 清流で繊維作りに挑戦

2016年7月2日更新

きれいな川の流れの中で、参加者らがしゃがんで葛のぬめりを取り除いている様子。
清流で葛のぬめりをとる参加者ら

伝統の技を持つ達人を掘り起こし、その知識を次世代へ伝えようと取り組んでいる市民グループ「達人に学び伝える会」(山中恵子会長)が7月2日、掛川の伝統工芸「葛(くず)布」の繊維づくり体験講座を開きました。市内外から26人が参加し、伝統の技法を学びました。
参加者は、原料となる葛のつるを高御所区の病院付近で刈り取り、場所を桜木地区の垂木川上流に移動。採取したつるを釜で煮詰め、土に埋めて発酵させました。この作業は本来2日間かかるため、今回は事前に埋めた葛を用意。清流のきれいな流れの中で表面のぬめりを取り、材料として使わない芯(しん)を抜き出して表皮をていねいにむきました。
今回初めて参加した小笠高校農業学科の生徒らは「薄い表皮だけを見つけてむく作業が一番大変だった」「初めて葛布を知った。大変な作業を経験できて良かった」と笑顔を見せました。
山中会長は「掛川は葛布が有名だったが、担い手が減ってしまった。まね事かもしれないが、何とか文化をつなぎ、伝統継承の一助になれば」と話しました。
同会は、12月ころに繊維を織る講座を、翌年2月から3月ころに作品展の開催を予定しています。

2016年7月2日

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