総合トップ広報かけがわ2016年9月10日 人間国宝に学ぶ 横須賀小で蒔絵(まきえ)体験
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2016年9月10日 人間国宝に学ぶ 横須賀小で蒔絵(まきえ)体験

2016年9月10日更新

スプーンに漆で模様を描き、それに金粉を蒔きつける室瀬さんと児童
漆で描いた模様に金粉を蒔きつける室瀬さん(左)と児童

9月10日、蒔絵(まきえ)の重要無形文化財保持者(人間国宝)で漆芸家・室瀬和美さんによる伝統工芸教室が横須賀小学校で行われ、6年生の希望者35人が蒔絵に挑戦しました。この教室は、子どもが文化にふれる機会を作り、文化の裾野を広げるという市の施策に室瀬さんが賛同し開催されたものです。
児童らは、初めに漆の性質や歴史などについて室瀬さんから学びました。その後、筆と赤色の漆を使い、長さ約15センチメートルの木製スプーンに線を引くように思い思いの模様を描き、乾かないうちに金粉を蒔く作業を行いました。室瀬さんは「蒔絵の仕事は世界で日本だけ。日常で使い、技術者を支えることが大切。スプーンを大事に家で使ってほしい」と話しました。
児童の作品は、10月21日から開催される「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」で、同小の展示スペースに展示する予定です。

2016年9月10日

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