元気良く祢里を曳き回す子どもたち
中学生以下の子どもたちだけで祢里(ねり=山車)を曳(ひ)く遠州横須賀の伝統行事「ちいねり」が9月17日・18日の両日、遠州横須賀街道沿いで行われました。
このお祭りは、明治時代から続くと言われているもので、参加するのは横須賀地区14町の子どもたち。準備や太鼓の指導、当日の運行までを中学生が取り仕切り、大人はサポートに徹するという運営形態は、全国でも珍しいと言われています。
4月に行われる三熊野神社大祭を模しながら、おそろいの法被を身にまとって曳き回す姿は大人顔負け。17日は、台風16号の影響が心配されましたが、天候は子どもたちに味方した様子。「シタッ、シタッ」の元気な掛け声がまち中に響きました。
2016年9月18日