松井市長から内閣府の賞状の伝達を受ける山崎さん(中央)と尾白さん(左)
三井区のシニアクラブ会員らで組織する「三井チンドンドリームクラブ」が、地域で積極的に活動を行っている高齢者グループとして内閣府の「社会参加活動事例」を受賞しました。掛川市役所で9月29日、同クラブ代表の山崎太丸(たまる)さんと副代表の尾白幸男さんが、松井市長から賞状と盾の伝達を受けました。
同クラブは、平成22年6月に設立。地域から孤立者を出したくないとの思いから声を掛けたのがきっかけでした。現在、最高齢87歳を含む平均年齢78歳の計18人。毎月2回の練習を重ね、これまでに福祉施設や幼稚園などで90回近い公演を行ってきました。
自作の派手な衣装を着た昔懐かしいチンドン屋スタイルで会場内を行進。太鼓やギター、アコーディオンなどを鳴らしながら、見ている人の目と耳を楽しませ、みんなを元気にします。童謡や昔の歌なども披露するなど芸の幅は広く、最近では市外からの依頼も増えてきているそうです。
代表の山崎さんは「みんなに喜んでもらえたら、自分たちのエネルギーになる。この受賞を契機に、より元気に活動したい」と喜びを語りました。松井市長は「活動する人も、見た人も元気になる取り組み。これからもがんばってほしい」とエールを送りました。
本年度、この事例に選ばれたのは全国で55例、県内では同クラブのみが受賞しました。
2016年9月29日