民家の一室を借りて作品が展示された文化展
横須賀街道のいたるところに作品が並び来場者を楽しませた
城下町の面影を残す遠州横須賀街道をそっくりそのまま美術館にしてしまおうという「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」が10月20日、横須賀地区で始まりました。県内外のベテランから新進気鋭の作家約100人の作品が町並みを彩ります。22日まで。
主催は地元のまちづくりグループ「遠州横須賀倶楽部」(竹内誠人代表)。普段は空気のような町並みを意識してもらおうと始まったこの事業は、今年で19年目を迎えました。民間の軒先や玄関、部屋など街道沿いの約70会場には、インスタレーションや絵画、陶芸など多岐にわたるジャンルの作品が飾られ、町並みに彩りを添えています。
台風の影響で雨が心配された初日は天候に恵まれ、訪れた観光客らは、パンフレットを片手に、思い思いの会場で作品を鑑賞したり、町並みなどの景観を楽しんでいました。
2017年10月20日