完成した大須賀第二分団消防センター
松井市長(左)に謝辞を述べる鈴木分団長(手前右)
大須賀第二分団消防センター落成式が3月11日、大須賀区域山崎地区の現地で開かれました。同分団員をはじめ、団本部員や地元区長、建設関係者ら約100人が出席し、新たな活動拠点の完成を祝いました。
旧施設は昭和60年9月に建設され、31年が経過。老朽化が著しいほか、消防団業務の拡大とともに手狭になっていため、約1キロメートルほど西にある「とうもんの里総合案内所」北側付近の市有地へ拠点を移し、建て替えました。新たな施設の総事業費は約2,980万円。鉄骨造2階建、述面積約101平方メートル。大地震に備えて耐震性を強化したほか、濡れたホースを乾かす「ホースタワー」を手動式から電動式に改めました。
松井市長はあいさつで、消防団活動への感謝を述べた後、6年前のこの日に起きた東日本大震災や昨年起きた熊本地震などを例に「この施設を拠点に、災害時の救出救助や予防対策などにも尽力してほしい。自主防災会との連携を強化し、災害による死亡者ゼロに向けた活躍を期待したい」と期待を込めました。第二分団長の鈴木雅也さんは「地元住民の安全・安心を確保し、地域の防災リーダーとして精進します」と謝辞を述べました。
2017年3月11日