松井市長(左)に提言書を手渡す竹嶋議長ら
掛川市議会は3月8日、健康日本一に向けた政策をまとめた提言書を、掛川市に提出しました。同日、竹嶋善彦議長ら4人が掛川市役所を訪れ、松井市長に手渡しました。
昨年3月、議員発議による「掛川市健康医療基本条例」が制定した後、市は健康診断機器の設置、人生設計ノートの作成、在宅医療推進員の設置など各種施策を展開してきました。市議会では、市民の健康は最重要課題の一つとして位置づけ、昨年11月に中学校区単位9会場で開いた議会報告会で市民から寄せられた意見を基に議員政策討論会で討論を重ね、さらに健康増進を推進するための政策をまとめました。
提言は、健康意識の格差解消のため検診率向上のPRに努めることや、各機関で行われるさまざまな健康増進プログラムを担当課で連携調整し情報発信すること、民間企業やまちづくり協議会と協働した地域課題に合わせたプログラムの作成、地域に健康づくり実践事業所認定制度を中小企業にまで広め働く世代の健康意識向上につなげることなどが示されました。
提言書を受け取った松井市長は「健康日本一は政策の柱。提言を重く受け止め、行政運営に反映していきたい」と述べました。
2017年3月8日