総合トップ広報かけがわ2017年5月23日 26年ぶり、掛川茶皇室献上へ 実行委立ち上げ4園指定
総合トップ2017年5月23日 26年ぶり、掛川茶皇室献上へ 実行委立ち上げ4園指定

2017年5月23日 26年ぶり、掛川茶皇室献上へ 実行委立ち上げ4園指定

2017年5月23日更新

松井市長に決意を語り、固く握手をする指定茶園の園主ら
松井市長(右)に決意を語る指定茶園の園主ら

皇室献上までのスケジュールなどについてテーブルを囲み話しあう実行委員会メンバーら
皇室献上までのスケジュールなどを話しあう実行委員会メンバーら

平成30年に皇室献上する静岡県内茶産地の茶を掛川市で謹製することになり、市は茶業関係者らで構成する「市献上茶謹製事業実行委員会」を5月23日、掛川市役所で開きました。同会では、市内の4園を指定茶園に決定したほか、今後のスケジュールなどを確認し合いました。
皇室への献上は、平成4年以来26年ぶり3回目。今回指定された茶園主は、「掛川茶手揉(もみ)保存会」の東山支部、萩原雅さん(東山)、平野昇吾さん(上内田)、「大城茶手揉保存会」の青野友喜さん(入山瀬)。地域を分散させ、霜被害や天候不順など不測の事態に備えます。
茶園主は、来年4月22日の茶摘み式典や手もみ式に向け1園あたりおよそ300平方メートルを栽培。自然仕立てで栽培・管理していきます。
委員会は、本事業を通じて「お茶のまち掛川」の名声を高めるとともに、茶手もみ技術のユネスコ無形文化遺産登録などを目指し、来年4月の式典や記念行事の計画、記念誌の作成、PR活動などを展開する予定です。
実行委員長を務める松井市長は「献上は掛川茶のブランド力向上にもつながる。しっかりと茶園を管理してほしい」と園主や関係者に期待を寄せました。

2017年5月23日

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