遭難者に見立てた人形を引き上げる参加者ら
7月31日、市消防本部・掛川警察署・シーバード掛川から総勢41人が参加し、国安の菊川河口付近で合同水難救助訓練を行いました。夏に多い川や海の水難事故に備えて行っています。
水上バイクの操縦や潜水、アルミ製ボートの組み立てを行ったあと、4人乗りのプレジャーボートが転覆したという想定の訓練を行いました。消防本部の水難救助隊が遭難者に見立てた人形をブルーシートに素早くくるみ救助用のゴムボートに引き上げ、陸へと搬送。相互の役割や連携を確認し合いました。
訓練後、掛川警察署警備課長の岡本静治さんは「一人ひとり真剣な取り組みを見せてくれて心強い。気象の変化が読めないこの時期、他機関との連携を迅速に行い市民の安全確保に努めてほしい」と参加者らに講評しました。
2017年7月31日