総合トップ広報かけがわ2017年8月23日 郷土の歴史を学ぶ場へ 吉岡大塚古墳を復元・公園化
総合トップ2017年8月23日 郷土の歴史を学ぶ場へ 吉岡大塚古墳を復元・公園化

2017年8月23日 郷土の歴史を学ぶ場へ 吉岡大塚古墳を復元・公園化

2017年8月23日更新

クワを片手に安全祈願祭でかりそめの儀を行う松井市長
安全祈願祭で刈初(かりそめ)の儀を行う松井市長

広大な完成のイメージ画
完成イメージ図

平成8年に国の史跡に指定された「和田岡古墳群」の保存と活用を図る整備のため、掛川市は8月23日、5つの古墳の一つ「吉岡大塚古墳」の復元・公園化に向けた工事の安全祈願祭を現地で行いました。完成後は、文化遺産を直接見て、学び、歴史を身近に感じる場として活用されます。
吉岡大塚古墳は全長55メートルの前方後円墳で、5世紀中ごろに築造。形状や規模、出土遺物などから、原野谷川中流域を治めた有力者の墓と推定されています。墳丘や周溝が良好に残り、古墳群のシンボル的な存在となっていることから、古墳群で最初に整備することになりました。
計画では、南側を古墳本来の姿に復元するため、一部は墳丘斜面に石をしき、中段には埴輪(はにわ)を並べます。また、北側は現状を保全し、周囲には古墳を見学するための周遊路を整備します。全体の事業費は250,000,000円。2分の1の国庫補助のほか、県の支援なども受けて実施。平成32年3月の完了を予定しています。
式典には、地元区長をはじめ古墳群整備委員会メンバー、考古学の学識者、市、建設関係者ら約40人が参加。松井市長は歴史遺産の保存への理解に感謝を述べた後、「古代に思いをはせながら郷土の歴史を学ぶ場として活用してほしい」とあいさつしました。残る4つの古墳も順次整備し、

2017年8月23日

カテゴリー

このページと
関連性の高いページ