園児の手を引き避難所へ誘導する特別支援学校の生徒(右前)
健康医療の中核ゾーン「希望の丘」(杉谷南)で9月14日、掛川特別支援学校、生活介護施設「ぴの ほーぷ」、のぞみ保育園が、災害を想定した合同避難訓練を初めて行いました。これは掛川特別支援学校が中心となり、事業所間の連携強化や同校高等部生徒に園児らの避難サポートを任せることで防災意識を高めようと企画されたもの。
保育園では、生徒たちが掃除を手伝っている最中、巨大地震が発生したという想定で訓練開始。机などに潜り込み、安全を確保した後、防災頭巾を被った園児の手を引いて同校へと素早く避難をしました。
同校教頭の村田健二さんは「震災時、生徒たちが自分の役割を認識し行動してほしい。今後も各施設ごと連携し防災の意識を高めていきたい」と述べました。
「ぴの ほーぷ」でも高等部生徒6人が施設利用者と一緒に避難を行いました。
2017年9月14日