児童たちに歌唱の指導をする榛葉さん(右前)
掛川市出身で日本とイタリア両国を中心に活躍するテノール歌手榛葉昌寛さんが9月26日、桜木小学校で4年生106人に歌唱の指導をしました。プロから直接指導を受けることで奥深さを理解し、音楽に親しみをもってもらおうと市生涯学習振興公社が、地域の幼稚園や保育園、小中学校を対象に開催しています。
10月26日に生涯学習センターで行われる「キラリ!ふれあいコンサート」で歌う合唱曲「大切なもの」を披露すると榛葉さんが「音が合っていてすばらしいが、もっと歌い出しにメリハリをつけてみよう」と指摘。「頭をつかまれてポンと落とされた姿勢がベスト」「脳天が震えるのを感じながら歌う」など、姿勢や発声する際に意識するポイントを児童たちに指導しました。
反復練習を行った後、再び合唱曲を聴いた榛葉さんは「迫力が出てリズムもはっきり感じることができた。本番もこの調子で頑張ってください」と激励の言葉を贈りました。
2017年9月26日