耐震補強工事の説明を受ける児童たち
鉄筋に針金を巻き付ける道具の説明を受ける児童たち
中央小学校3年生95人が1月23日、城西区の逆川に架かる「城下橋」の耐震補強工事を見学しました。
社会科の授業の一環。市と市内施工業者が、工事現場で働く人や工事現場を身近に感じてもらい、職業の選択の一つになればと学校に投げかけ実現しました。
耐震工事は、長さ8.1メートル高さ6.8メートル幅1.5メートルの橋脚が対象。川の流れを鉄の板で囲んでせき止め、その中で組み立てた鉄筋にモルタルを塗りつけて強度を増強しようというもの。
工事担当者から使われている道具や鉄骨、作業内容などの説明を受けた後、実際に現場を見学。大きな橋脚や普段見ることのない土木技術を目の当たりにした児童からは「すごい」「大きい」などの声が聞かれました。
このほかにも、ハッカと呼ばれる鉄筋を針金でつなぐ作業や、光波測距儀を使って距離を測る体験などで土木技術への理解を深めました。武藤諒弥さんは「鉄筋がずっしりと重かった。土木の仕事に興味が沸いた」と感想を述べました。
2018年1月23日