総合トップ広報かけがわ2018年2月28日 東山口「一期会」が福祉バス運行で優秀賞 県コミュニティ活動賞
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2018年2月28日 東山口「一期会」が福祉バス運行で優秀賞 県コミュニティ活動賞

2018年2月28日更新

盾を持ち笑顔で松井市長に受賞を報告する3人の写真。左から石神さん、山﨑さん、榛葉さん。
松井市長(右)に受賞を報告する左から石神さん、山﨑さん、榛葉さん

地域福祉バスを17年間運行している東山口地区まちづくり協議会「一期会(いちごかい)」(榛葉孝一会長)が、本年度の県コミュニティづくり推進協議会主催「コミュニティ活動賞」の優秀賞を受賞し2月28日、榛葉会長ら3人が市役所を訪れ松井市長に喜びの報告をしました。自分たちのできることで地域課題を解決し継続している点が同協議会に評価されました。
一期会がバス運行を始めたのは平成13年8月。定年を過ぎたバスやトラックの運転手ら地元同級生5人が、地域に恩返しできることはないかと相談したのがきっかけ。地域課題となっていた高齢者の通院や買い物などの送迎をボランティアで始めようと、地域へバスの運行を呼びかけ会を結成しました。
運営スタッフは現在、運転手11人と乗降補助員22人。「思いやり号」と名付けられたマイクロバスは、平日に病院や市役所、市街地のスーパーなどへ1日2往復運行しています。利用会員は約50人。昨年度は年間261回運行し、1日平均で往路4.7人、復路4.4人が利用しました。
松井市長が「協働の理念を生かした取り組みに感謝したい」とたたえると、榛葉会長は「受賞は大きな励みになる。区民や企業、市が協働して継続できるよう見守ってほしい」とあいさつ。同席した前会長の石神義一さんは「バスの中で利用者が楽しそうに話していることが一番うれしい」、山﨑眞さんは「バスは東山口地区のおもいやりの結晶」と話しました。

2018年2月28日

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