作文を朗読する山本陽向さん
平和の願いを込めた風船を飛ばす参列者ら
上内田小学校6年生22人が10月26日、上内田地区まちづくり協議会(後藤秀夫会長)主催の「平和の集い」に参加し、平和への願いを高めました。
集いでは、同校、山本陽向(ひなた)さんと堀川瑠夏(るな)さんが「未来へのメッセージ」をテーマに書いた作文を朗読したほか、遺族会上内田支部の平野洋子さんが「人間が人間らしさを失う戦争を二度と起こしてはいけない」と経験談を語りました。
山本さんは「つらい思いをする人が少しでも減ってほしい」と話し、続けて堀川さんが「争いがなく、平和な未来になるため、戦争は一生起こってほしくない」と話しました。
後藤会長は「小学生が参加してくれることで、平和に対する思いを共有でき、地域との交流にもなってうれしい」と目を細めました。
参加者らは、平和の鐘を打ち鳴らした後、同校、佐々木桜志朗(おうしろう)さんの掛け声で平和の願いを込めた風船を飛ばしました。注 風船やひもは、自然環境に配慮した素材で作られています。
2019年10月10日