団員の説明を聞く児童たち
丁寧にお茶をいれる児童
大東北公民館で11月20日、「お茶のいれ方教室」が開かれ、佐束、土方、中小学校の3年生約70人が合同で参加しました。急須を使ったお茶のいれ方と、チーフ茶本来の味わいを知ってもらおうと、掛川茶商青年団(鈴木淳矢団長)が毎年行っています。
美味しいお茶を入れるポイントは、1.湯を70度くらいまで冷ます、2.回しつぎ、3.最後の一滴まで抽出する、の3つ。12の班に分かれた児童たちは、学んだポイントを確認し合いながら丁寧にお茶をいれました。茶葉は深蒸し煎茶や玉露、粉茶、茎茶、玄米茶、ほうじ茶、紅茶の7種類が用意され、それぞれ味の違いを確認しました。
「おいしくお茶を入れるには順序があって難しかった」と話す中小学校の鈴木雪華(きよか)さんは「家でも入れてみたい」と笑顔を見せました。
鈴木団長は「お茶はいれ方一つで味の調節ができる。これを機に、お茶に触れる機会を増やしてほしい」と期待しました。
2018年11月3日