総合トップ広報かけがわ2019年8月22日 視覚障がい者ソフトで国体出場 藤原さんが優勝誓う
総合トップ2019年8月22日 視覚障がい者ソフトで国体出場 藤原さんが優勝誓う

2019年8月22日 視覚障がい者ソフトで国体出場 藤原さんが優勝誓う

2019年8月22日更新

松井市長に意気込みを語る静岡ブレイズの選手の写真。
松井市長に全国大会での意気込みを語る藤原さん(左)

茨城県で10月に開かれる「第19回全国障害者スポーツ大会」のグランドソフトボール競技に県選抜チーム「静岡ブレイズ」のメンバーとして出場する藤原拓也さん(34歳・柳町)が8月22日、掛川市役所を訪れ、松井市長に検討を誓いました。
グランドソフトは視覚障がい者のための競技で、「転がしソフトボール」とも呼ばれます。全盲4人と弱視6人の計10人でチームを構成。ボールに鈴などは入っておらず、静寂の中でハンドボール大の球の転がる音に耳を澄ませ、打ったり守ったりします。
全盲の藤原さんは今シーズン、8番レフトで予選からフル出場。5月の東海大会、6月の東海・北信越代表決定戦を経て、県勢38年ぶりの国体出場に貢献しました。全国大会には北海道や東北、近畿など各エリアの代表7チームが日本一の座を目指し対戦します。
浜松視覚特別支援学校の高等部1年から競技を始めた藤原さんは、普段「浜松クレバーズ」に所属。守備が得意で、「打った打球音で強さや方向がわかる」と話します。藤原さんは「全国大会ではしっかり守り、チームに勢いをつけたい。出るからには優勝を目指したい」と誓いました。
松井市長は「頑張る姿がほかの障がい者の励みにもなる。ぜひ優勝して報告に来て欲しい」とエールを送りました。

2019年8月22日

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