ペンペンで芋を切って干し機に並べる園児ら
千浜幼稚園で1月27日、地域の食育に協力する食農学習グループ、ミーナの会(藤原八重子代表)協力のものと、年長児16人が芋切り干しづくりに挑戦しました。
地域の特産品である芋切り干しの作り方に興味を持ってもらおうと同園が企画し、6回目。園児たちは甘い香りが漂う遊戯室であつあつの芋の皮を割り箸を使ってむき、「ペンペン」と呼ばれる、芋を短冊状に切る器具の使い方を同メンバーから教わりながら一つ一つ手作業で切りました。
今回用意されたのは、さつまいもの「紅はるか」約40キログラム。昨年10月に園児が芋掘り体験した藤原さんの農園で取れた芋で、藤原さんが自宅でふかして持参しました。
岡田結朱(ゆうあ)さんは「ペンペンに芋を通して切るのがおもしろかった。芋切り干しを食べるのが楽しみ」と目を輝かせました。
藤原さんは「地域の地場産品を知って、季節を味わってほしい」と話しました。
切り終えた芋は、専用の干し機に並べ4日間天日干しにした後、園児たちが触感と風味の変化を楽しみながら試食します。
2019年1月18日