大勢の来賓の前で新園歌を元気に披露する園児たち
竣工式で完成を祝う松井市長
千浜幼稚園と千浜保育園を統合した幼保連携型認定こども園「ちはまこども園」の新園舎が完成し2月16日、園を運営する大東福祉会が現地で式典を開催しました。
令和元年5月から旧幼稚園敷地で始まった建設工事が終了。式典には市や地元関係者ら約70人が出席し、神事を行ったほか、園児27人による新園歌の披露などで完成を祝いました。
新園舎の銀色の屋根は砂丘、参画や祢の赤色は太陽、白色は波しぶき、黄色は稲穂など、彩る色は千浜地区の自然を表しています。園内にはウッドデッキやボルダリングコーナーなどが設けられるなど、子どもたちが自由に遊びを見つけられる仕掛けが詰まっています。
約70メートルもの長い廊下の突き当りには、市ステンドグラス美術館名誉館長の鈴木政昭さん寄贈の19世紀英国のステンドグラスが飾られ、本物の芸術文化に触れることもできます。
定員は0歳から5歳の130人。大東福祉会により地域の伝統が受け継がれ、地域の自慢となる室の高い乳幼児教育・保育の実践が期待されています。
式典で松井市長は「千浜地区の教育・保育の伝統を受け継ぎ、地域の誇りとなる園になるよう期待したい」とあいさつ。鳥井昌彦理事長は「保護者や地域に信頼され、子どもたちの目が輝く、質の高い教育・保育ができるよう全力を尽くしていく」と決意を示しました。
2020年2月16日