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掛川城周辺・散策コース1

2016年10月6日更新

掛川城の周辺をぐるりとまわる、気軽な歴史散策コースです。
城内や二の丸美術館、そして掛川駅構内の「これっしか処」などでゆっくり過ごしても半日ほどでまわることができます。掛川城の雄姿を見上げながら散策をお楽しみください。

所要時間:120分

地図情報

1.掛川城天守閣 → 2.掛川城御殿 → 3.二の丸茶室 → 4.二の丸美術館(徒歩 3分)→ 5.大日本報徳社
(徒歩 3分)→ 6.竹の丸(徒歩 5分)→ 7.龍華院大猷院霊屋(徒歩 5分)→ 8.大手門・大手門番所 → 
9.三光稲荷(徒歩 10分)→ 10.これっしか処

見どころ

1.掛川城天守閣

白い雲と青空をバックにそびえ立つ掛川城天守閣
掛川城天守閣

室町時代中期の文明年間(1469年から1487年)に、駿河の守護大名今川氏が遠江進出を狙い、家臣の朝比奈氏に命じて築城させたと伝えられています。
明治維新とともに廃城となりましたが、平成6年(1994年)に「東海の名城」と呼ばれた美しさそのままに、日本初の「本格木造天守閣」として復元されました。

 

2.掛川城御殿

斜め前から見た掛川城御殿の外観
掛川城御殿

城主の公邸、藩の役所、公式式典の場などとして使用されていました。
現存する御殿は、江戸時代後期に再建された建物で、全国で数カ所にしか残っていない大変貴重なものとして、国の重要文化財に指定されています。

 

3.二の丸茶室

緑の芝生の向こうに建つ二の丸茶室
二の丸茶室

二の丸茶室は掛川城公園内にあり、木造平屋建、一文字葺の伝統的な数寄屋造りの建物で、景観と調和した趣のある茶室です。
天気のいい日には日本庭園や掛川城を眺めながら、お茶とお菓子を楽しむことができます。

 

4.二の丸美術館

二の丸茶美術館の外観
二の丸茶美術館

二の丸美術館は、たばこ道具などの細密工芸品を主とする木下コレクションと、近代日本画を収集した鈴木コレクションを展示しています。

 

5.大日本報徳社

正面から見た大日本報徳社
大日本報徳社

二宮尊徳の唱えた報徳思想の普及をめざし、困窮にあえぐ農民の救済をめざした報徳運動が全国に広まりました。明治初期、報徳運動の中心機関として大日本報徳社がこの地に設立されました。
国の重要文化財に指定されています。

 

6.竹の丸

竹の丸の外観
竹の丸

竹の丸は、天守閣や本丸など城の中心部に通じる道筋にあたり、防衛上重要な場所であったことから、家老など重臣の屋敷地に割り当てられていました。

 

7.龍華院大猷院霊屋

正面から見た龍華院大猷院霊屋
龍華院大猷院霊屋

明暦2年(1656年)、嗣子のない掛川城主北条氏重が三代将軍家光の霊を祀り、家の存続を願ったといわれる三間四方の方型造りの霊廟です。文政5年(1822年)に掛川城主太田資始により再建され、県の有形文化財に指定されています。

 

8.大手門・大手門番所

正面から見た大手門
大手門

大手門は天守閣に続いて平成7年に復元されたものです。掛川城の表玄関にふさわしい桜門造りの本格的な櫓門は、木造日本瓦葺き入母屋づくり。白壁で板ひさしが配され、棟上にはシャチ瓦が飾られた勇壮な構えです。実際は現在地より50メートルほど南にありました。

 

9.三光稲荷

赤い鳥居の三光稲荷の外観
三光稲荷

山内一豊が掛川城修築の際、大手郭と大手厩の鎮守として、伏見稲荷を勧進しました。
三光とは、日・月・星を表しています。延元元年(1336年)、後醍醐天皇が京から吉野へ御幸する際に、闇夜で難渋し伏見稲荷の社前で祈ったところ、三光に助けられたという故事があります。

 

10.これっしか処

これっしか処の入り口付近から店内を見た様子
これっしか処

掛川駅構内にある「これっしか処」は、ここでしか手に入らない地域を代表する銘菓・名品をバラエティー豊かに取り揃えた、食と文化の情報発信を行う地場産品・静岡みやげのお店です。

 

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