第35回「全国初!製品プラスチックの回収実験が始まりました」
今月は環境月間です。今年4月から施行された「掛川市もったいないを合言葉にカーボンニュートラルを推進する条例」に基づき、省エネ・省資源をさらに進めていきます。
衣装ケースなどの製品プラスチックを店頭で回収
4月20日から、カインズ掛川店(上西郷)にて製品プラスチックの回収実験を開始しました。対象は、衣装ケースやプランター、バケツ、お風呂で使うイスなどです。5月の時点で、駐車場内に設置されたコンテナは持ち込まれた製品プラスチックで満杯になっていました。この実験は、㈱カインズ、㈱太洋サービス、㈱プラニックの各事業者に回収、運搬・選別、再生・生産などの工程にそれぞれご協力いただくもので、製品購入を問わない資源物の回収実験は全国初の取り組みとなります。自治区のごみ集積所では回収することができず、現時点では、カインズ掛川店のみとなります。
全国の店舗の中で掛川店で最も売れているもの
実験にいらしていたカインズ本社の役員の方から、面白い話を聞きました。230以上ある全国の同社店舗の中で、ある商品が掛川店で最も売れているそうです。この「ある商品」、何か分かりますか 。答えは、新聞や雑誌などの古紙をくくる「紙ひも」です。紙ひもは、掛川店が全国で最も売っている。それだけ、古紙回収による資源化が掛川市に根付いている証拠です。まさにこのことが掛川市のごみが少ない理由でもあります。
ごみ減量日本一奪還を目指します
今年3月における環境省の最新発表によると、1人1日当たりのごみ排出量は、東京都日野市に次いで掛川市は2位となりました。2位となったものの、みなさまのご協力もあり、過去最も少ないごみ量となっていますので、引き続きごみの資源化に力を入れていきましょう。