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第362回 今年は大規模イベント目白押し

2012年4月13日更新

掛川市環境経済部長 廣畑 雅已

いつまでも寒い冬が過ぎ、やっと春らしい陽気になってきました。市内では様々なイベントが繰り広げられております。去る3月17日(土曜日)、18日(日曜日)にはサイクリングツアーの「ゆるゆる遠州ロングライド、ガイドライド」が、25日(日曜日)には、高天神社例大祭と新東名のウォーキングイベントが、4月の6日(金曜日)、7日(土曜日)、8日(日曜日)には、遠州横須賀三熊野神社大祭が行われ、いずれもたくさんのお客さんで賑わいました。

高天神社大祭砲術演武
高天神社例大祭での砲術演武のようす

三熊野神社大祭
遠州横須賀三熊野神社大祭のようす

 

昨年は、大震災があったため被災地の方々に配慮し自粛したお祭りやイベントもあったのですが、今年はその分精一杯の盛り上がりを見せています。

例年と違う今年の大きなイベントは、まず「掛川大祭」、10月5日から8日まで掛川市の中心市街地で行われる3年に1度の大祭では、日本一の大きさを誇る「仁藤の大獅子」の壮麗な舞をはじめ、三頭の獅子が舞う舞踏芝居「獅子舞かんからまち」、大名行列を模した「奴道中」の三大余興が繰り広げられます。

掛川大祭 仁藤の大獅子
ハッピを着た市民らが仁藤の大獅子を披露するようす

奴道中
大名行列を模した市民ら

 

獅子舞かんからまち
獅子舞かんからまちのようす

そしてなんと言っても、11月17日、18日の「第66回全国お茶まつり静岡大会 in 掛川」。昭和52年に掛川市で開催されてからなんと35年ぶりの全国お茶まつりです。掛川茶は、全国茶品評会において深蒸し煎茶の部で7年連続の産地賞を受賞し、旧掛川市の頃から通算15回を誇る受賞歴です。生産量でも、荒茶で全国の約6パーセントになり、名実ともに日本一の茶所と言えます。プレイベントとして、4月28日から6月末日までは、「春のお茶まつり」と銘打ち、市内各所で21の事業が繰り広げられます。
お茶の効能調査「掛川スタディ」や全国一の茶所、お茶をたくさん飲む習慣に加え、雑誌に掲載されたガン死亡率が最も低いまち(人口10万人以上)として、NHKテレビ「ためしてガッテン」に「掛川深蒸し茶」が取り上げられたのは記憶に新しいところです。

お盆の上に掛川深蒸し茶、お茶菓子、急須がのった画像
掛川深蒸し茶

当日は、第15回全国獅子舞フェスティバルも開催され、岩手県遠野市や姉妹都市奥州市へも参加を依頼しており、2日間はお茶と獅子舞が十二分に堪能できます。

また、森林関係の大きなイベントもあります。10月28日(日曜日)には、大須賀中央公民館を会場として「森づくり国際シンポジウム(仮称)」があり、津波にも効果がある海岸林の植栽などについて、海外の専門家もお招きし、横浜国立大学の宮脇名誉教授を中心に議論が交わされます。11月11日には、エコパを会場に皇太子殿下もお見えになり「第36回全国育樹祭」が開かれます。
ちょっと変わったイベントもあります。静岡県舞台芸術センター主催による「ふじのくに せかい演劇祭2012プレイベント」が開催され、5月4日(金曜日)には、遠州横須賀街道の3ヶ所でイタリアからの謎の自転車集団による自転車演劇が行われます。果たしてどんな演劇なんでしょうか?

ふじのくに せかい演劇祭2012プレイベントのポスター画像
ふじのくに せかい演劇祭2012プレイベント

全国的なイベントが開かれると、参加されるお客様は市外、県外からおいでになりますので、掛川市の大きなピーアールになり、飲食、宿泊、物産販売等が増加し、掛川市の経済の活性化につながります。沈滞した経済情勢が少しでも払拭でき、おいでくださった方々が、「また、掛川に行ってみよう」となるように十分なおもてなしをしたいものです。

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