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第548回 「みんなの幸せをつなぐ福祉のまちづくり」を目指して

2015年7月10日更新

掛川市福祉課付参事 寺田雅志

突然ですが「掛川市社会福祉協議会(社協)」ってご存知ですか?

掛川市社会福祉協議会のマスコット「キョーちゃん」

私は仕事上でのお付き合いがあり、社協の事務所にも度々お邪魔して色々とお願いをすることがありました。でも改まって「社協って何?」と聞かれたら返答に詰まってしまい、乏しい知識を振り絞って「福祉関係のお仕事(事業)をするところ」程度の答えしか言えなかったのが本音です。

そんな僕ですが、今年4月から掛川市社会福祉協議会にお世話になり、今までホンワカと自分なりに勝手にイメージしていたものを、改めて見つめ直す機会となりました。

ちょっと硬い説明ですが、社会福祉協議会は、戦後間もない昭和26年に民間の社会福祉活動の強化を図るため、全国、都道府県レベルで誕生しました。その後ほどなく市区町村へ組織を拡大し、福祉活動への住民参加を推し進めながら、現在まで地域福祉活動推進の中心的役割を果たしています。

法的には、昭和26年に制定された社会福祉事業法(現在の「社会福祉法第109条」)に基づき設置されており、全国全ての自治体で社会福祉協議会が設置されています。掛川市社会福祉協議会も、こうした背景や法的な位置づけによって誕生した営利を目的としない民間組織(社会福祉法人)です。

では、社協ってどんな事やっているかご存知ですか?

赤い羽根を持ったマスコットの愛ちゃんと希望くんのイラスト

赤い羽根共同募金のロゴとマスコットの愛ちゃんと希望くんのイラスト

社会福祉協議会って名称でおおよそ察しはつくかと思いますが…。

これまたちょっと硬い説明になっちゃいますが、社協の定款を覗いてみると、「事業」の項目は、「社会福祉を目的とする事業の企画及び実施」に始まり、共同募金、保健医療、介護保険、高齢者、成人、児童、障がい者(児)、など、全部で29項目と、幅広い事業をやっています。

主なものとしては、市内5か所にある「ふくしあ」に、住民等からの相談を受け、関係機関と連携・協力しながら支援する職員を2名づつ配置しました。また、生活する上で経済的・社会的に困っていらっしゃる方を対象として、広く相談対応し、自立につながる支援もしています。

お子さん関係では、小学校の学童保育を11会場、放課後等デイサービスを3会場運営し、その他に児童交流館、児童館を運営しています。

高齢者関係では「高齢者生きがいデイサービス」を18か所運営し、生きがいづくりと介護予防に努めています。

その他にもたくさんの事業を実施してますが、一つひとつ紹介していたら、紹介だけで終わってしまうのでここらで止めておきます。でも世代を超えて、結構皆さんの身近で活動しているのが「社協」なんですよ。

会員の募集とご寄付のお願い

頭を下げて、お願いをするキョーちゃんのイラスト

掛川市社会福祉協議会は市民の皆さんからいただく会費を貴重な財源として、お子さんも、大人も、お年寄りも、障がいのある人も、一人ひとりが安心して心穏やかに暮らして行ける「みんなの幸せをつなぐ福祉のまちづくり」を目指して活動しています。個人や団体、法人を問わずどなたでも会員になれますので、ぜひ会員となって社協の活動へのご支援をお願いします。

また会費と共に、皆さんからのご寄付も社協活動の大きな支えとなっています。会費や寄付金は税法上の寄付金控除を受けることもできますので、ぜひお気持ちをお寄せください。

なお、頂いた会費やご寄付は、皆さんへ貸し出すための福祉車両や車いすの購入、またボランティア活動の啓発・育成など、広く福祉活動に活用させていただいています。

ご賛同いただける場合はお手数ですが下記までご連絡ください、お願いします。

お問い合わせ先
社会福祉法人 掛川市社会福祉協議会 電話0537-22-1294

どこにあるかご存知ですか?

ちょっと分かり辛いんですが、掛川市消防本部の東側にある「掛川市総合福祉センター・あいり~な」の2階に事務所があります。ここは本部機能と放課後等デイサービスセンター・かざぐるま、児童交流館がありますが、その他に市内5か所にある「ふくしあ」や、大東児童館、大須賀児童館、たまり~な、山王荘、大須賀老人福祉センター、桜木・東部生きデイセンター等に職員を配置してます。

学校のような外観の掛川市総合福祉センター・あいりーな全景写真
あいり~な全景

「キョーちゃん」をご存知ですか?

前向きで手を振っているキョーちゃんのイラスト

横を向いて歩きながら手を振っているキョーちゃんのイラスト

「キョーちゃん」は掛川市社会福祉協議会のマスコット。2年前に誕生しました。

「キョーちゃん」という名前の由来は、掛川市花・桔梗、掛川市社協、共同募金の3つの「きょう」から命名しました。デザインは桔梗の花をモチーフに、掛川の鳥であるウグイスをアクセントとして、掛川市の名産であるお茶の葉がシッポになっています。そして胴体のハートは福祉の優しさをイメージしました。

この「キョーちゃん」、児童交流館や児童館に遊びに来てくれるお子さんに絶大な人気ですが、なんと今年は「ゆるキャラグランプリ」にエントリーして全国デビューしちゃいます!ライバルは多いんですが、その愛くるしい笑顔で日本全国を幸せにしようと上位を狙っているので皆さん投票よろしくお願いします!!ちなみに掛川市のマスコット・茶のみやきんじろう君もエントリーとのことなんで、夢のワンツーフィニッシュできたら最高ですね。

奮闘するメンバーの紹介

それでは最後に「キョーちゃん」に負けず劣らず笑顔がまぶしく愛くるしい?メンバーを紹介しておきます!でも僕の勝手な都合で全員は紹介しきれませんでした、ごめんなさい!

掛川市社会福祉協議会スタッフ一同の写真
キョーちゃんを真ん中に集合!

たまりーなスタッフの写真
たまり~な・スタッフ(おすましバーション)

 

東部ふくしあスタッフの写真
東部ふくしあスタッフ
(●●君、ちょっと表情が硬いなぁ)

七夕の飾りの前でニッコリ桜木生きがいデイサービススタッフの写真
桜木生きがいデイサービス・スタッフ
(ちょっとモデルっぽく)

 

スタッフルームにてニッコリ山王荘スタッフの写真
山王荘・スタッフ(ニッコリバージョン)

子どもの遊具の前で大東ふくしあと児童館スタッフの写真
大東ふくしあ&児童館スタッフ
(いつもこんな感じで~す)

 

ドラえもんの置物の前でポーズをとる大須賀スタッフの写真
大須賀スタッフ
(ちょっとポーズとってみました)

スタッフルームで打ち合わせをする大須賀ふくしあスタッフの写真
大須賀ふくしあスタッフ
(う~んどうしよう?)

 

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