お知らせ方法
弾道ミサイルが発射された場合で、日本に飛来する可能性があるときは、国からの緊急情報を瞬時に伝える「Jアラート」を活用して、同報無線で特別なサイレン音とともにメッセージを流すほか、緊急速報メール等により緊急情報をお知らせします。
Jアラート(全国瞬時警報システム)が私たちに届くまでの流れ
Jアラートが屋外スピーカーやテレビ等から私たちに届く流れ
- 内閣官房からの武力攻撃情報等や気象庁からの津波警報・緊急地震速報等が消防庁送信システムへ送られる
- 消防庁送信システムが人工衛星又は 地上回線(LGWAN・インターネット)へ情報や速報を送る
- 人工衛星や地上回線の情報を市町村の庁舎等のアンテナやJアラート受信機でキャッチする
- 市町村の庁舎等のアンテナやJアラート受信機からの情報を自動起動装置へ送る
- 自動起動装置から、防災行政無線(屋外スピーカー)・防災行政無線(戸別受信機)・ケーブルテレビやコミュニティFM等・登録制メール 等が情報を受信し、私たちにJアラート情報が届く
「武力攻撃情報」のJアラートがエリアメール・緊急速報メールから私たちに届く流れ
- 内閣官房からの武力攻撃情報等が消防庁送信システムへ送られる
- 消防庁送信システムが携帯電話会社へ情報を送る
- 携帯電話会社から私たちの携帯電話に、エリアメール・緊急速報メールでJアラート情報が届く
「津波警報・緊急地震速報 等」のJアラートがエリアメール・緊急速報メールから私たちに届く流れ
- 気象庁からの津波警報・緊急地震速報等の情報が携帯電話へ送られる
- 携帯電話会社から私たちの携帯電話に、エリアメール・緊急速報メールでJアラート情報が届く
弾道ミサイルに関してJアラートを使用しない場合
日本の領土・領海に、落下又は通過する可能性のない場合は、使用しない。
(日本の排他的経済水域にミサイルが落下する可能性がある場合など)
同法無線放送の放送例
有事サイレン14秒吹鳴(サイレン音は国民保護ポータルサイトで聞くことができます。)後、下記のようなメッセージが放送されます。
弾道ミサイル発射時に、原則対象となる県への放送内容
1.日本の領土、領海に落下の可能性がある場合
- ミサイル発射情報避難の呼びかけ
ミサイル発射。ミサイル発射。
ミサイルが発射された模様。
建物や地下に非難して下さい。 - 直ちに避難することの呼びかけ
直ちに避難。直ちに避難。
直ちに建物や地下に避難して下さい。
ミサイルが落下する可能性があります。 - 落下場所等の情報
ミサイル落下。ミサイル落下。
A地方に落下した可能性があります。
引き続き屋内に避難して下さい。
2.日本の領土、領海の上空を通過する場合
- ミサイル発射情報避難の呼びかけ
ミサイル発射。ミサイル発射。
ミサイルが発射された模様。
建物や地下に非難して下さい。 - 通過の情報
ミサイル通過。ミサイル通過。
先程のミサイルは、A地方からB地方へ通過した模様です。
不審な物を発見した場合は、決して近寄らず、直ちに警察や消防に連絡して下さい。
3.日本の領海外の海域に落下する場合
- ミサイル発射情報避難の呼びかけ
ミサイル発射。ミサイル発射。
ミサイルが発射された模様。
建物や地下に非難して下さい。 - 落下場所等の情報
先程のミサイルは、何々海に落下した模様です。
不審な物を発見した場合は、決して近寄らず、直ちに警察や消防に連絡して下さい。
弾道ミサイル落下時の行動
付近への落下・着弾の恐れがあるとの情報を得た場合は、直ちに以下の行動をとってください。
詳しくは、内閣官房の「国民保護ポータルサイト」をご覧ください。
屋外にいる場合
- 近くのできるだけ頑丈な建物や地下街などに避難する。
- 近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。
屋内にいる場合
- できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する。
弾道ミサイル発射時のお知らせと、メッセージが流れたら行う行動
弾道ミサイル発射時のお知らせ
- 弾道ミサイルは、発射から極めて短時間で着弾します。
- ミサイルが日本に落下する可能性がある場合は、Jアラートを活用して、同報無線で特別なサイレン音とメッセージでお知らせします。また、緊急速報メール(エリアメール等)でも緊急情報としてお知らせします。
メッセージが流れたら、直ちに次の行動を取って下さい。
- 屋外にいる場合
- 近くの建物や地下に避難する。
- 建物がない場合は、物陰に身を隠す。
- 地面に伏せて、頭部を守る。
- 屋内にいる場合
- 出来るだけ窓から離れる。
- 出来れば窓のない部屋に移動する。