原野谷学園小中一貫校整備事業の校舎基本設計の概要について
2026年6月26日更新
令和7年7月に「(株)石本建築事務所 名古屋オフィス」と「(株)工設計」の共同企業体と建物設計業務委託の契約を結び、基本設計業務を開始しました。令和8年6月に基本設計業務が終了し、校舎の配置や教室構成など、新しい学校の全体像が決まりました。
今後は、建物の建築工事や敷地の造成工事などの各種工事の実施に向けて、計画の詳細を決める「実施設計」を行う予定です。
「新しい学び」に対応できる学校をつくります
学校施設の老朽化や少子化などの社会課題への対応に加えて、これまで培ってきた小中一貫教育をさらに推進していくために、同じ敷地内に小学校と中学校を併設する「施設一体型」の小中一貫校を整備します。個別最適な学習や協働的な学びの実現し、学級・学年を超えた学びを充実させられるように、「新しい学び」に対応できる学校施設を整備します。
![]()
新校舎南側(鳥瞰図)
![]()
新校舎南側(グラウンドから)
![]()
新校舎昇降口(正門から)
新しい学校の基本設計が完成しました
校舎内の教室配置
![]()
![]()
校舎の特徴
- 新校舎は、鉄骨造2階建てで整備します。小学校と中学校が一体となって学ぶことができる直線型の教室配置にします。
- 校舎の中心には「ラーニングセンター(図書スペース)」を設置し、それを囲むように、北側に特別教室、南側に普通教室を配置します。子どもたちが学びにアクセスしやすい教室配置にします。また、ラーニングセンター西側に「階段広場」を整備します。階段を利用して読書や発表ができ、学年を超えて集まりやすい交流の場をつくります。
- 普通教室前の廊下幅は6mを確保しており、グループ活動や異年齢交流などの多様な活動で利用できる「オープンスペース」として整備します。また、普通教室と廊下の間の壁を可動式にします。仕切り壁を全面開放することで、教室から広がった学習空間を生み出します。
- 普通教室は、学級間の壁が可動式になっており、1学年1ユニットとして一体的な利用が可能です。授業や学年での活動の際に、広い教室空間を確保できます。また、将来的に、児童生徒数が減少して単学級になった場合でも、ひとつの教室として利用することで、空間を余すことなく有効的に活用できます。
- 地域利用や将来的な地域クラブでの活用を見据えて、一部の特別教室を夜間・休日に一般開放が可能な計画としています。児童生徒と来客者、夜間・休日開放エリアの出入口は分離します。また、夜間・休日開放エリアは、学校とのセキュリティーラインを確保することで、防犯対策を施しています。
- 2階音楽室は、多目的室の機能を兼ねており、小学校の体育の授業で利用することが可能です。
- 校舎内には、エレベーターや多機能トイレ、更衣室を設置し、バリアフリーや多様性に配慮した、誰もが使いやすい学校を整備します。
- 既存の屋内運動場に空調設備を導入します。体育の授業や集会などの教育活動中の利用に加え、災害発生時の避難所利用を見据えて、熱中症対策を施します。
ラーニングセンター(図書スペース)
![]()
1階(小学校低学年用ラーニングスペース)
![]()
1階(階段広場)
![]()
2階(小学校高学年・中学生用ラーニングスペース)
![]()
(小学校高学年・中学生用ラーニングスペース)
オープンスペース(教室前)
![]()
オープンスペースと普通教室
![]()
オープンスペースの活用例
校舎等の配置
![]()
- 工事期間中も既存の校舎や体育館、グラウンドを利用可能な配置計画になっています。そのため、仮設校舎に引っ越しすることなく、通常通りの教育活動を継続することができます。
- 歩行者と車両の動線を分離することで、歩行者の安全性を確保します。また、学校と地域開放エリアの動線も分離します。
- 既存のグラウンドに加えて、サブグラウンドを整備することで、体育の授業や休み時間の活動を十分に行えるようにします。また、サブグラウンドに調整池機能を持たせることで、防災機能を強化します。
- 学年菜園・学校菜園を設置し、作物づくりを通した体験的な学びや食育を充実させます。
- 学校敷地や校舎内の段差を減らし、バリアフリーに配慮した学校施設を整備します。
- 校舎の敷地高を敷地西側の県道大和田森線の高さまでかさ上げすることで、豪雨時に校舎が浸水しないようにします。
![]()
校舎敷地高のかさ上げ(イメージ)
Adobe Reader


