久保田市長の全力投球　第16回「台風15号災害にお見舞い申し上げます」

第16回 台風15号災害にお見舞い申し上げます

甚大な被害をもたらした台風15号
9月23日に襲来した台風15号は、県内各地に甚大な被害をもたらし、掛川市内においても、土砂崩れにより尊い人命が失われました。その土砂崩れが発生する少し前、市役所の災害対策本部に詰めていた私は、深夜の時間帯でしたが市内全域に避難指示を出すことを決断し、自らマイクを握って同報無線で避難を呼びかけました。無念の思いでいっぱいです。お亡くなりになられた方とご家族のみなさま、被害に遭われたみなさまに心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
なお、市内で災害死者が発生したのは、平成2年の台風による土砂崩れ以来32年ぶりのこととなりました。掛川市は自然災害死ゼロを目指していた中で、大変残念なことであり、私としても重く受け止めております。

教訓を生かして防災を進める
そのほかの被害についても、原泉地区（泉・大和田）において断水被害が発生したほか、道路や河川における土砂崩れや護岸の崩れ、道路冠水、床上・床下浸水被害などが多数発生しました。今後は、台風被害の迅速な復旧に向けて取り組むとともに、教訓を生かして防災を進めていきます。

3年ぶりの掛川祭開催
そのような中で、10月7日から9日にかけては、3年ぶりとなる掛川祭が各地で開催され、「太鼓の音や笛の音色に心が躍った」などの声にあふれました。私も五穀豊穰を感謝し、家内安全、災厄よけ、疫病退散を願いつつ龍尾神社の例祭に参加し、また地元の青葉台などの祭りにも参加させていただきました。参加されたみなさん、お疲れ様でした！