2019年2月3日 自慢の凧(たこ)が大空彩る 遠州横須賀凧揚げまつり

2019年2月3日更新

雲ひとつない青空のもと、田んぼで横須賀凧「巴」を揚げる巴会メンバーの様子
大空に横須賀凧「巴」を揚げる巴会メンバー

第33回遠州横須賀凧揚げまつりが2月3日、大須賀区域西大渕の150号沿いの田んぼで開催され、全国から駆け付けた凧愛好家自慢の凧が大空を彩りました。
主催は、掛川観光協会大須賀支部と地元の凧愛好家でつくる遠州横須賀凧巴(ともえ)会。県内を中心に、東京や埼玉、山梨など県内外から約25団が参加しました。
横須賀凧の歴史は古く、戦国時代に武田方と徳川方による高天神合戦の際、敵の陣地の測量や通信手段などに使われたのが始まりといわれています。
この日は雲ひとつない快晴で、穏やかな風が吹く絶好の凧揚げ日和。巴(ともえ)会メンバーが、徳川方の「あおい巴」と家康の軍扇が、武田勢を現す菱紋を挟み込んでいる様子を表すといわれる横須賀凧「巴」を揚げると、来場者の注目を集めました。
会場では地元物産品展をはじめ、子ども向けの無料凧作り教室や地元横須賀高校による祭り囃子(ばやし)の披露なども行われ、多くの親子連れがイベントを楽しみました。

2019年2月3日

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