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市長の部屋

掛川市長メッセージ

皆さん、こんにちは。掛川市長の久保田崇(たかし)です。
市長の部屋をご覧いただきましてありがとうございます。

まずは、最近の掛川市の話題からお話をさせていただきます。

最近の話題は、何と言っても、将棋の藤井聡太王将8冠が掛川市にお越しになったという
ことです。3月8日、9日の日程で、本来であれば、王将戦の第6局を掛川市で開催する
予定でありましたが、藤井さんがたいへん強いため、それ以前の第4局までで4勝0敗で
早々に防衛を決められました。その代わりとして、対局はなくなりましたが、掛川市の
小学生、中学生の指導対局や、トークイベントなどでお越しいただきました。私は、藤井
さんを掛川城にご案内し、天守閣から掛川市の風景や逆川沿いの掛川桜をご覧いただきま
した。藤井さんには、「城主になった気分だ」というコメントをいただきました。

また、今年は掛川城の天守閣開門30周年の記念イヤーいうことであります。お城に登ら
れた藤井さんにも、30周年の記念として、「雲外蒼天」いう四字熟語を揮毫(きごう)
いただきました。今月末(3/30)から、掛川城御殿で一般公開しますので、ぜひご覧
いただきたいと思います。あわせて、30日を皮切りに、掛川城天守閣開門30周年の
記念行事を様々に計画しておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。

さて、来月から令和6年度が新たにスタートします。
新年度のことを少しお話させていただきますが、現在、市議会で審議中の令和6年度予算
については「人と環境の持続可能性にチャレンジする予算」と名付けさせていただきました。
「持続可能性」という言葉はいろいろなところで聞いているかと思いますが、「人の持続
可能性」については、例えば、自治会の区長さんやお祭り、あるいはお茶などの農業、
お医者さんや看護師さんの担い手が少ないというような話があり、そういった人の担い手
不足からくる課題をどのように解決していくのかが、非常に大きなテーマとなっています。

特に、令和6年度予算については、新たに空き家対策に本腰を入れていきます。空き家の
除却として壊す費用と、空き家の中にある物をお片付けする費用に新たに補助を設けるよ
うな内容となっております。
この背景には、日本が多死社会という多くの方が亡くなる状況になっており、掛川市も一
昨年お亡くなりになられた方が過去最高でありました。このような状況から、多死社会対
策についてもしっかり進めていきたいと思います。

「環境の持続可能性」については、掛川市は環境省の調査で、人口10万人以上50万人
未満の部で、市民1人当たりのごみ排出量が2年連続で全国で最も少ないまちであります
が、令和5年度に設置しましたおむつリサイクル・ゴミ減量推進会議で出た結論をしっか
りと実現に移していきたいと思います。紙おむつ、製品プラスチック、生ごみ、剪定枝・
落ち葉、こういった4品目を新たに資源化するような取り組み進めてまいります。

新年度についても「対話」と「チャレンジ」を大切に、市政運営をしていきますので、
引き続き皆さんのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。


※「定例記者会見」や「市長コラム」など、毎月の市政状況や私の思いをぜひご覧ください!

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