アイ・シー・ネット株式会社 URL:https://www.icnet.co.jp/
- 業種
- サービス業
- 達成したいSDGsのゴール
- 質の高い教育をみんなに 住み続けられるまちづくりを パートナーシップで目標を達成しよう
- 団体としての2030年
の目指す姿 - 弊社は、1993年の創業以来、ODA(政府開発援助)におけるソフト分野で開発途上国を中心に世界160か国以上で社会課題解決のプロジェクトを行ってきました。ODA事業を通じて得た知見やネットワークを活用して、高校生や大学生、社会人を対象としたスタディツアーやインターンシップなどの教育事業や、民間企業の海外進出コンサルティングサービスを行う民間コンサル事業などを行っております。さらに、2年前に学研グループに参画し、教育・福祉の事業を強化しております。教育領域における弊社の目指す姿は「社会課題を様々な形で解決する人材の輩出」です。人材輩出を通じて、SDGsに貢献してまいりたいと考えております。
今回、掛川市との連携においては、高校生向け教育旅行を変革し、いわゆる見学・視察型の教育旅行から地域の独自性を軸に教育的な価値の高いPBL型(問題解決型学習)の教育旅行を通じて、上記の「社会課題を様々な形で解決する人材の輩出」を実現させたいと考えています。さらに、地域が潤わない教育旅行の構造を抜本的に改革することで、持続的な教育旅行の在り方の実現を目指しています。 - SDGsに貢献できる
貴団体の得意分野 - 地域活性化 雇用維持・創出 児童福祉 教育
- SDGs推進に向けて
取り組んでいること・
今後取り組みたいこと -
「社会課題を様々な形で解決する人材の輩出」を目指し、地域が潤い、かつ教育価値の高い教育旅行を実現するために、
①PBL型教育旅行プログラムの造成、➁①を下支えし、地域が潤うスキームの構築、を行っています。
具体的には、①は地域の独自性を活かした、その地域でしか体感できない新たなコンセプトの教育旅行の造成に取り組んでいます。これまでの教育旅行は観光資源を中心にルートで巡る見学・視察型のプログラムが主でしたが、このような既存の教育旅行は観光資源が豊富にない地域においては、そもそも教育旅行を誘致することが困難であったり、誘致ができても数時間しか滞在できないという状況がありました。今回取り組んでいるのは、観光資源以外の有形・無形の地域に存在する価値を再定義し、教育プログラムに落とし込むことで、他地域の教育旅行と差別化を図り、地域に「縁」を深く感じてもらえるプログラムを開発しています。こういったプログラムを増やしていくことで、これまで教育旅行を受け入れられなかったり、限定的な受入れに留まっていた地域において、教育旅行の全日程を実行できるようになります。 また、①の形で造成された教育旅行を受け入れることができても、ビジネスの構造上、地域外の旅行代理店や引率を行う企業にお金が流れ、地域に入るお金が限定的になってしまいます。そこで、➁においては、「地域で完結する教育旅行」を支える新たなスキームを構築することで、地域にお金が回り、雇用や生きがいを醸成する未来を実現させたいと考えています。具体的には、地域の旅行代理店や地域の住民の方々、地域の企業を巻き込み、教育旅行の受け入れる体制を構築することで、教育旅行受け入れに係る全ての工程を地域で完結でき、地域にお金がめぐるスキームを構築します。