- 実現したいこと
- ・2050年までに市内の経営茶園における有機栽培茶園面積の割合を25%まで拡大(みどりの食糧システム戦略)。
・海外で需要の高い有機栽培茶の生産を拡大し、輸出を増加させ、生産者の経営安定化を図ること。
- 背景
- ・農林水産省は、持続可能な食糧システムの構築に向け、「みどりの食糧システム戦略」を策定し、カーボンニュートラル等の環境負荷軽減を推進しています。その中の目標として、2050年までに耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%に拡大するとしています。
・好調な茶の輸出に対応するため、海外で需要が高い有機栽培茶の生産拡大は、厳しい茶業の状況を打破するためにも急務です。
- チャレンジ事業の詳細
- 掛川市は、全国でも有数なお茶の産地ですが、生活様式の変化により急須でお茶を淹れる文化が縮小し、全国的にリーフ緑茶の消費が年々減少しています。
このことは、掛川の茶業界にも打撃を与え、茶の取引価格の低下による生産者収入の減少、担い手の不足、高齢化、耕作放棄茶園の増加など、様々な問題を抱えています。
茶の有機栽培は、環境保全及び輸出への対応の両面で有益な取組ですが、市内の有機栽培茶園の割合は、経営茶園の約2%に留まっています。
有機栽培が拡大しない要因は幾つかありますが、慣行栽培と比較して作業量が増加すること(除草等)、有機栽培資材が高額であること等が挙げられます。
有機栽培を拡大するには、公的支援が必要な状況です。
- 提供できるリソース
- ・有機栽培茶の生産を拡大するための補助金(企業版ふるさと納税による支援の受入)。
・栽培作業の人的支援の受入対応(生産者とのマッチング)。
- 関連するSDGsの目標
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SDGs2 飢餓をゼロに
SDGs8 働きがいも経済成長も
SDGs9 産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs12 つくる責任つかう責任
SDGs15 陸の豊かさも守ろう
- 行政分野
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地域活性化
産業振興・企業誘致
環境対策
- 自由入力欄
◇みどりの食料システム戦略(農林水産省HP)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
◇緑茶の輸出量の推移

この事業に関するお問い合わせ先
掛川市役所お茶振興課 0537-21-1216
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