TOP共創募集事業世界農業遺産「静岡の茶草場農法」の保全、継承

世界農業遺産「静岡の茶草場農法」の保全、継承

実現したいこと
・茶草場農法に掛かる経費の支援による実践者の負担軽減(企業版ふるさと納税)。
・企業CSR活動の一環としての茶草場農法作業応援ボランティア受け入れによる作業負担軽減。
・茶草場農法により生産されたお茶の付加価値を向上し、実践者収入を増加。
背景
掛川市で伝統的に行われている「茶草場農法」は、2013年に国際連合食糧農業機関(FAO)から、農業と生物多様性が両立している世界的に価値のある農法と評価され、「世界農業遺産」に認定されました。しかし、茶草場農法は、非常に過酷な作業であり、茶農家の高齢化、後継者不足により、同農法の継続が困難な状況となっています。
チャレンジ事業の詳細
掛川市は、全国でも有数なお茶の産地ですが、生活様式の変化により急須でお茶を淹れる文化が縮小し、全国的にリーフ緑茶の消費が年々減少しています。
このことは、掛川の茶業界にも打撃を与え、茶の取引価格の低下による生産者収入の減少、担い手の不足、高齢化、耕作放棄茶園の増加など、様々な問題を抱えています。
通常の茶生産作業に加え行われる茶草場農法は、作業負担が大きく、高齢化及び人手不足が進む茶生産現場においては、農法の継続を断念するケースも見受けられ、このままでは、世界的に価値の高い持続可能な農法が衰退、さらには消滅する恐れも懸念されています。
茶草場農法を存続させるためには、生産者の作業負担及び経費負担の軽減と、茶草農法により生産された茶の付加価値を高め、実践者収入の向上が急がれています。
提供できるリソース
・茶草場農法実践者の負担軽減を図る補助金(企業版ふるさと納税による支援受入)。
・作業応援ボランティアの受入対応(実践者とのマッチング)。
関連するSDGsの目標
SDGs2 飢餓をゼロに SDGs3 すべての人に健康と福祉を SDGs8 働きがいも経済成長も SDGs9 産業と技術革新の基盤をつくろう SDGs12 つくる責任つかう責任 SDGs15 陸の豊かさも守ろう
行政分野
地域活性化 産業振興・企業誘致 環境対策
自由入力欄

◇世界農業遺産「静岡の茶草場農法」推進協議会HP

 https://www.chagusaba.jp

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この事業に関するお問い合わせ先

掛川市役所お茶振興課 0537-21-1216

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