TOP共創募集事業環境の持続性と豊かな暮らしの同時実現(焼却と埋立に頼らないゼロエミッション社会の構築)

環境の持続性と豊かな暮らしの同時実現(焼却と埋立に頼らないゼロエミッション社会の構築)

実現したいこと
サーキュラーなまちづくりに向けた社会全体のイノベーションの具現化
 <イメージ>
① 4つのイノベーションの包括的循環
   ・市民の生活が変わる → 事業者の活動が変わる → 社会の仕組みが変わる
    → 意識や価値観が変わる
② 変わるとは、
   ・市民生活  :ごみ出し → 資源出し
   ・事業者活動 :リサイクルを前提とした製品やサービスの提供
   ・社会全体  :相利性に基づいた資源循環の仕組みの確立と地域課題の解決
   ・意識や価値観:サーキュラーな行動、活動、社会関係資本の関係性向上
   ※ 社会関係資本とは、市民、各種団体、事業者、行政など様々な社会の構成員の力
背景
 我が国は、2050年までに温室効果ガスの排出量を「実質ゼロにすることを宣言し、2030年度までに2013年度対比で温室効果ガスを46%削減する」ことを宣言した。
 本市においても、地球温暖化防止実行計画(2023年改訂)の中で国と同じ目標を掲げ、市民、事業者、各種団体、行政など社会の構成員との共創により、その実現を目指そうとしている。
 その実現のためには、サーキュラーなまちづくりへの転換が必要であり、「捨てる量を減らすこと」だけではなく、「捨てることを前提としない活動をすること」という市民や事業者の行動スタイルの変革による環境と社会と経済の好循環のための制度設計が求められている。
チャレンジ事業の詳細
(1)焼却や埋め立てに頼る量を減らすため、次世代に向けた資源循環の仕組みを構築すること
  ① 使用済み紙おむつを利用した再生紙おむつや産業用燃料生産による循環
  ② 生ごみを利用した農業用燃料生産や創電による循環
  ③ 刈り草や落ち葉などを利用した農業用肥料生産による循環
  ④ 木くずや剪定枝を利用した産業用燃料生産による循環
  ⑤ 製品プラスチック、金属、ガラスなどを利用した産業用原料や資材生産による循環
  ⑥ 粗大ごみ等の再利用による循環
  ⑦ 焼却炉向け燃料生産に循環
  ⑧ 地域域新電力への売電による循環

(2)資源循環のループ(サーキュラーな活動)の中で地域課題解決の仕組みを構築すること
  ① 住み慣れた地域で安心して住み続けることができる環境整備
   ・ コミュニティの再構築、子育て支援、移動支援、買い物支援、高齢者等の見守り、
     ごみ出し支援、災害対策、行政サービスの狭間にいる支援が必要な人の支援など
  ② エネルギーマネジメントや5Rの促進などによる市内脱炭素の推進(モデルとなる先行地域)
   ・再エネ発電設備の導入による地域内消費電力の再エネ利用の促進、資源循環の高度化、
    カーボンニュートラル燃料の利用促進、自然環境等を生かした吸収源対策の実施など
提供できるリソース
(1)出資、補助金・負担金など行政の直接支援のほか、ESG投資の動機付け等による資金調達支援
(2)地球温暖化防止、カーボンニュートラル等に意欲が高い事業者であることの情報発信
(3)本市のSDGsパートナーであることの自社宣伝広告への利用承認
(4)本共創事業の自社宣伝広告への利用承認
(5)本共創事業で得られた知見の自由利用の承認
関連するSDGsの目標
SDGs7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに SDGs8 働きがいも経済成長も SDGs9 産業と技術革新の基盤をつくろう SDGs11 住み続けられるまちづくりを SDGs12 つくる責任つかう責任 SDGs13 気候変動に具体的な対策を SDGs14 海の豊かさを守ろう SDGs15 陸の豊かさも守ろう SDGs17 パートナーシップで目標を達成しよう
行政分野
環境対策 その他
地球温暖化防止対策、廃棄物処理、まちづくり、産業経済
自由入力欄

この事業に関する問い合わせ先
掛川市環境政策課 0537-21-1145

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