実現したいこと

掛川市SDGsプラットフォームに登録する企業・団体、そして掛川商工会議所青年部が、共感をきっかけに新しいつながりを生み出し、地域課題の解決や未来づくりにつながる“共創の場”を実現すること。
データ登録だけでは生まれにくい「リアルな対話」「相互理解」「自然な協働の芽」を育む交流会を開催し、地域の課題に対して異業種・異分野がゆるやかにつながり、次の一歩につながる関係を築くことを目指します。

背景

掛川市SDGsプラットフォームには、企業・団体・市民がニーズやシーズを登録できる仕組みが整備され、共創の土台は形成されつつあります。しかし、情報がデータベース上にあるだけでは、実際の連携や協働に発展する事例はまだ一部にとどまっているのが現状と思われます。
また、地域が抱える課題（空き家、農産物・お茶の価値向上、子育て、教育、医療・福祉、人材、環境、デジタル等）は、1社・1団体で解決できるものではなく、分野を超えた共感と対話からこそ、新しいアイデアや協働の可能性が生まれます。
そこで、SDGsプラットフォーム登録企業・団体と、市内で地域活動を行う掛川商工会議所青年部が直接交流し、「共感を軸にしたつながり」から、自然な共創の芽を育てるリアルな場の開催が必要と考えています。

チャレンジ事業の詳細

■事業名
掛川から未来を共につくる！「掛川マッチング交流会」
■実施内容
SDGsプラットフォームの登録者を対象とした交流会を開催し、以下を特徴とするグループディスカッションを中心に進行します。
テーマごとに専門性のある「アドバイザー」と、掛川商工会議所青年部メンバーの「ファシリテーター」の2名体制で進行
・参加者の“今の課題・関心・不足している資源”を引き出し、相互理解を深める
・ビジネスマッチングを強制せず、共感と対話を中心に自然な協働の芽を育てる
・グループ内で「共通の関心点」「生まれたつながりの芽」「次の一歩（任意）」を整理・共有する
■サブテーマ
１．空き家・跡地の新しい活用
２．農産物・お茶の未来のかたち
３．脱炭素・循環型社会をめざして
４．食と循環の未来づくり
５．子育て、教育からひろがる地域の未来
６．医療・福祉の連携と支え合い
７．デジタル・メタバースで広がる地域交流
■期待される成果
・異業種間の「一緒にできそう」という手応えあるつながりの創出
・小さな協働や情報交換、再打合せなど、次につながるアクションの芽
・SDGsプラットフォーム活用行動（検索・登録・マッチング候補など）の増加
・地域の未来づくりに挑戦する文化・雰囲気づくり
・掛川商工会議所青年部と企業・団体の新たな協働関係の広がり

提供できるリソース

■掛川YEGとして提供可能なもの
・ファシリテーション人材
登録企業・団体の声を引き出し、対話を深めるファシリテーターを各グループへ配置
・運営力
進行管理、会場設営、受付、参加促進など、交流会全体の運営を担当
・地域ネットワーク
市内事業者・団体とのつながりを活かしたマッチング機会の提供
・共創支援
交流会後も、希望者に対して継続的な情報交換や連携の橋渡しを実施
■アドバイザー・協力者から提供いただくもの
・各テーマに関する知見・題材・実践事例
・課題の提示や方向性の共有、議論の出発点となる話題提供

関連するSDGsの目標

SDGs1 貧困をなくそう SDGs2 飢餓をゼロに SDGs3 すべての人に健康と福祉を SDGs4 質の高い教育をみんなに SDGs5 ジェンダー平等を実現しよう SDGs6 安全な水とトイレを世界中に SDGs7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに SDGs8 働きがいも経済成長も SDGs9 産業と技術革新の基盤をつくろう SDGs10 人や国の不平等をなくそう SDGs11 住み続けられるまちづくりを SDGs12 つくる責任つかう責任 SDGs13 気候変動に具体的な対策を SDGs14 海の豊かさを守ろう SDGs15 陸の豊かさも守ろう SDGs16 平和と公正をすべての人に SDGs17 パートナーシップで目標を達成しよう

行政分野

地域活性化 産業振興・企業誘致 雇用維持・創出 健康福祉 高齢者福祉・介護 環境対策 観光振興 情報化（ICT・IoT・AIの利活用）

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この事業に関する問い合わせ先
・掛川商工会議所青年事務局
電話: 0537-22-5151

・掛川市役所企画政策課
電話: 0537-21-1127

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