サルに遭遇したとき

2022年8月1日更新

サルは学習能力が極めて高い動物です。
サルのことを知り、的確な対策を行うことにより被害を防ぐことができます。
野生のサルはこちらから何もしなければ襲ってくることはほとんどありません。
サルに出会った時は、刺激せずに立ち去ってください。
サルと出会った場合、家の外にサルがいる場合など以下の対応をお願いします。

■サルと出会ってしまったとき

サルに近づかない

サルにむやみに近づくと襲われる可能性があります。
サルを遠くで発見した場合は隠れるように離れてください。

サルを刺激しない

サルに対して大声を出したり、物を投げたり、棒でたたいたりして、刺激しないようにしてください。
サルが興奮して襲ってくる可能性があります。
落ち着いて、速やかにその場から離れて、安全な場所へ移動してください。

サルの目を見ない

サルは目線を合わせると威嚇されたと思い、人が視線をそらせた時に襲うことがあります。
サルの目は見ないようにしてください。

サルにエサをあげない

サルにエサを与えると人を怖がらなくなり、人に慣れてしまいます。
人に慣れると庭や家の中へ入ってくることにつながります。
人的被害が起こる可能性が高くなりますので絶対エサを与えないでください。

【注意!】1頭で行動しているサルは「仲間」を欲しがります。

人間を敵ではなく、「仲間」として近づいてくることがあります。
コミュニケーションを取ろうとするのですが、サルのコミュニケーションには
仲良くするだけでなく、「ケンカ」も含まれます。
敵意が無くても襲われることになりますので可愛い仕草をしたとしても近づかないでください。

■サルが家の近くにいたとき

家の戸締りをする

サルが家に侵入することがあります。
ドアや窓などの戸締りをしてください。
2階以上も戸締りをしてください。

家の中からでも威嚇しない

家の中にいても、大声を出したり、目を見たりすることのないよう
立ち去るのを待ちましょう。

■サルを近づけないために

  • 野菜クズ、生ゴミ、落下果樹、お供え物などの放置は餌付けと同じです。即回収するなどの処理をお願いします。
  • 放置果樹は伐採するなどエサ場にならないようにしてください。

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