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新しく強い水道管~安心・安全な水をお届けするために~

2022年10月12日更新

水道管の耐震化

市では水道管の新設・更新時に地震に強い管路の整備(耐震化)を行っています

1.老朽化する水道管

 掛川市の水道は、旧掛川市の水道事業が大正10年に近代水道として開始されてから約100年が経過します。市内道路に埋設された水道管の全長は約1,060キロメートルになり、およそ5分の1が耐用年数を超えています。

 

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2.水道管が古くなると

 水道管は長期間使用することで、水道水に含まれるミネラル等により、水アカやサビが管内に付着し濁り水の原因となります。また、管の劣化が進むと亀裂等から漏水が発生し、修理のために断水が必要になったり、場合によっては道路が冠水・陥没したりと日常生活に大きな影響を及ぼします。近年では、規模は様々ですが、市内のどこかでほぼ毎日、漏水が発生しています。

▼ 劣化により穴が開いてしまった水道管 ▼

穴あき (JPG 78.1KB)

▼ 道路下で発生した漏水の様子 ▼

漏水状況 (JPG 71.2KB)

▼ 道路上まで噴出した漏水の様子 ▼

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3.更新と耐震化を進めています

 東日本大震災や熊本地震では、水道管の破損や水道施設の損壊により、大規模な断水や濁り水が長期に渡り発生しました。掛川市では基幹管路耐震化計画に基づき、計画的に老朽管の更新をすると共に、耐震性に優れた水道管を採用するなど耐震化を進めています。

 また、口径が300ミリ以上の基幹管路を優先して耐震化する事で、災害時の管路破損による大規模断水の予防に努めています。

▼ 耐震性に優れた水道管の敷設状況 ▼

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ステンレス鋼管(添架管) (JPG 115KB)

耐震化率 (JPG 23.7KB)

4.安心・安全な水を毎日お届けするために

 「蛇口をひねれば水が出る。」そんな当たり前が、50年後100年後も当たり前として続くよう、掛川市では『安全な水を安定して供給できる水道未来の推進』を目指し水道管の更新・耐震化工事を進めていきます。

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5.工事にご理解ご協力を

 水道工事に伴い、交通規制や振動・騒音、断水や濁り水の発生などご迷惑をお掛けすることがありますが、快適な生活を守るための大切な工事ですので、ご理解とご協力をお願いします。

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